ぶら~りネット探訪

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及川光博の「GOLD SINGER」を聞く

及川光博の「GOLD SINGER」を聞いたみました。 漫画版のエヴァンゲリオンを読んでいたらサブタイトルにムーンライダーズの「ボクハナク」が使われていて、「ボクハナク」を改めて調べていたら及川光博が「GOLD SINGER」というカバーアルバムで「ボクハナク」をカバーしていたので聞いてみました。 「ボクハナク」以外の曲もなかなか渋いというか、マニアックな選曲で驚きました。特に布施明の「君は薔薇より美しい」や渡辺真知子の「唇よ、熱く君を語れ」といった選曲がなかなかですね。(「君は薔薇より美しい」は夏に仲間由紀恵が出ていたお茶のCMでも使われていましたね)しかし、残念ながら布施明渡辺真知子及川光博を歌い手として比較した場合、どうしても及川光博の歌唱力は二人にはかなわない部分があります。 一番驚いたのは、岡村靖幸の「聖書」をカバーしていたことですね。及川光博が登場してきたとき、岡村靖幸のフォロワーというか同じようなコンセプトといかアプローチをする人が現れたと思いました。簡単に二人の共通点を挙げるとファンキーで派手なサウンドにちょっとエッチな歌詞と王子様キャラといったところでしょうか。実は細かい部分は大きな違いがあるのですが、大まかイメージとしては非常に似ていたと思います。(さらにその元ネタとしてプリンスの存在があるわけですが)及川光博の「聖書」でもイントロのセリフはありますが、馬ではやって来ません。オリジナルでは後半にしつこいくらいのホーンのリフがあるのですが及川光博版ではホーン自体が入っていないのですっきりした印象があります。 郷ひろみの「2億4千万の瞳」をカバーしていますが、郷ひろみだったら「花とみつばち」や「よろしく哀愁」を選ん欲しかった気もします。 このカバーアルバムは「ミッチー昭和歌謡を歌う」というテーマで作られたのだと思います。(ムーンライダーズ岡村靖幸昭和歌謡と言えるのか?)「Romanticが止まらない」と「君だけに」は筒美京平の作曲ですね。「君は薔薇より美しい」はミッキー吉野の作曲。ちなみに筒美京平の最新作は中川翔子の「綺麗ア・ラ・モード」で、作詞は松本隆GOLD SINGER(ゴールドシンガー)
GOLD SINGER(ゴールドシンガー)