ぶら~りネット探訪

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年末ライブ『80年代のムーンライダーズvol.1』を見に行った

12月27日にEX THEATER ROPPONGIへムーンライダーズの『80年代のムーンライダーズvol.1』を見に行ってきました。

 

10月に恵比寿でムーンライダーズのライブを久しぶりに見て、次回は80年代縛りのセットリストになるということで楽しみにしていました。EX THEATER ROPPONGIは以前にKIRINJIのライブで来たことがあります。KIRINJIのときはオールスタンディングで今回は椅子がありました。

 

ライブは『ANIMAL INDEX』の1曲目の『悲しいしらせ』でスタート。たこ八郎の死について歌った曲だと思いながら聞いていたのですが、後になって考えてみるとアンコールの2曲に繋がるような構成でした。今年は悲しいしらせが続いた一年でした。

 

『カメラ=万年筆』、『青空百景』、『MANIA MANIERA』、『AMATEUR ACADEMY』、『ANIMAL INDEX』、『DON'T TRUST OVER THIRTY』の収録曲が演奏されました。『AMATEUR ACADEMY』から『DON'T TRUST OVER THIRTY』まではリアルタイムで聞いていました。『30』を演奏する前に鈴木博文が40年前の曲と言っていたのにハッとさせられました。特にこの3枚は未だに聞き返すことがあります。

 

前半は鈴木博文がボーカルを取る曲が多めだった気がしました。前回のライブ同じくサポートで澤部渡佐藤優介も出演していました。佐藤優介は1曲だけ鈴木博文とキーボードとベースを入れ替えることがありました。そして今回は矢口博康がサックスで加わりました。矢口博康と言えばリアルフィッシュとSHI-SHONENと記憶していたのですがウィキペディアを見るとSHI-SHONENには名前がありませんでした。澤部渡の着ぐるみ感が相変わらず凄かったです。

 

無防備都市』が演奏されて、好きな曲だったので嬉しかったのですが、80年代の曲だったけ?と思ったのですが『カメラ=万年筆』は1980年のリリースでした。

 

蛭子能収が作詞した『だるい人』で鈴木慶一はあのダンスを踊っていました。ちなみに『NORDICA LIVE JACK』の動画はYou Tubeに上がっていました。

 

今回は前から10列目くらいの中央付近のS席が取れました。QRコードのチケットなのに入場に非常に時間がかかり、ドリンクを引き換えて席に付くと開演寸前でした。

 

S席のお土産は『it's the moooonriders』のジャケットの写真と80年代のアルバム・タイトルが入った赤いとトートバッグとライトセーバーみたいなペンライトでした。武川雅寛がこのペンライトを「子供だまし」と言っていたのが笑えました。なぜか岩井俊二から花が届いていました。岩井俊二の『夏至物語』というドラマで『午後のレディ』がエンディングに使われているからみたいです。

 

本編の最後の曲は『DON'T TRUST OVER THIRTY』でした。サエキけんぞう吉田豪の『猫舌SHOWROOM』で『青空のマリー』はキュアーの『Friday I'm in Love』に影響を与えていると言っていましたが、『DON'T TRUST OVER THIRTY』の2コーラス目の歌詞はNine Inch Nailsの『Closer』の「I wanna fuck you like an animal」に影響を与えているような気がします。冗談ですけど。

 

アンコールの1曲目は岡田徹の曲で高橋幸宏がよく歌っていた『9月の海はクラゲの海』で2曲目はPANTAがよく歌ってくれて持ち歌にしたいと言っていた『くれない埠頭』でした。

 

12月27日は満月でした。