ぶら~りネット探訪

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第167回天皇賞(春)を見に行った

新装になった京都競馬場春の天皇賞を見に行ってきました。

 

レースは連覇を狙うタイトルホルダーが絶好のスタートを切ってハナに立とうとするところをアフリカンゴールドが交わして先頭立ち、アスクビクターモア、アイアンバローズがタイトルホルダーに続き、ディープボンド、ジャスティンパレスは好位の後ろに構えるという展開。向う正面半ばでアフリカンゴールドが心房細動で後退、変わって先頭に立ったタイトルホルダーも3コーナー手前で失速。直線に入ってディープボンドが抜け出しを図るところを外からジャスティンパレスが交わし2馬身半の差をつけて優勝。道中後方にいたシルヴァーソニックが直線だけで追い込んで3着。

 

アフリカンゴールドとタイトルホルダーは競走中止、トーセンカンビーナ完走したものの左前浅屈腱不全断裂と診断されました。

 

京都に変わってタイトルホルダーが去年の春のような強さ見せるのか、去年の菊花賞馬アスクビクターモア、菊花賞2、3着のボルドグフーシュ、ジャスティンパレスがどう対抗していくのが見どころだったと思うのですが終わってみれば、ジャスティンパレスが勝ち、3年連続でディープボンドが2着、ダミアン・レーンで連勝していたシルヴァーソニックが3着。

 

馬券はジャスティンパレスの単勝を重めに、ジャスティンパレスとタイトルホルダーからに2、11、16のワイド、オルフェーヴル産駒の複勝、シルヴァーソニック単勝、アフリカンゴールドの複勝ジャスティンパレスとタイトルホルダーの馬単、最後にジャスティンパレスとアスクビクターモアの馬単を買いました。シルヴァーソニックが3着に突っ込んできてくれて天皇賞はプラスになりました。

 

場内テレビでは京都競馬場の思い出を語るジョッキーや調教師のインビューが流れていて、天皇賞の直前にはターフビジョンにテンポイントミホシンザンディープインパクトについての動画が流れていました。自分にとっては関東馬ならばミホシンザンよりもライスシャワーの方が京都競馬場で活躍したイメージが強いのですが、テンポイントライスシャワー京都競馬場でのレース中の事故が原因で命を落としているので、さすがにこの2頭を出すのは縁起が良くないという配慮なのでしょうか。

 

偶然ですが、2018年の春の天皇賞のレーシングプログラムの裏表紙の「名馬の肖像」はテンポイントで優勝したレインボーラインはレース後に故障し、馬運車で馬場を去り

表彰式に出られず天皇賞が最後のレースとなりました。人びとがテンポイントのことを思い出すと馬に災難がふりかかる、安い怪談みたいな感じがします。寺山修司が好きそうなネタのようにも思えます。「走るお墓」と呼ばれたメジロボサツについても寺山修司は書いていた記憶があります。メジロボサツの血統はモーリスまで繋がっています。メジロボサツはデビュー時の馬体重が380キロだったそうです。メジロボサツよりも小さいメロディーレーンは繁殖牝馬にはなれないのでしょうか?

 

表彰式のゲストプレゼンターは京都に出身の佐々木蔵之介ではなく長澤まさみでした。最近では競馬場内のテレビではUMACAでポイントが貯まる長澤まさみのCMが頻繁に流れています。今回はUMACAシートが取れたので久しぶりにUMACAを使ってみました。天皇賞だけはパドックを見に行ったのでPATで買いました。最終レース終了後のトークショーでは長澤まさみは通常の紙の馬券を持っていました。確かにUMACAのレシートはペラペラで絵にならないからなのでしょうか。ちなにみに長澤まさみは『シン・仮面ライダー』ではない主演映画の話をしていました。

 

佐々木蔵之介は来なかったのですが、優勝馬の口取りの記念撮影には大魔神佐々木主浩の姿がありました。ジャスティンパレスのオーナはABCマートの創業者の三木正浩で日本テレビアナウンサーの上重聡のタニマチと報道されたこともある人でした。