ぶら~りネット探訪

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第83回皐月賞を見に行った

中山競馬場に第83回皐月賞を見に行ってきました。

 

レースは好位の後ろに付けたタスティエーラが直線で抜け出したところに、道中は後方の3、4番手に構えたソールオリエンスが大外から追い込んでタスティエーラに1馬身1/4の差を付けて優勝しました。3着には追い込んだ1番人気のファントムシーフが入りました。

 

ラニットが重馬場で1000メートルを58.5秒というハイペースで逃げて、これについて行ったベラジオオペラとタッチウッドなどの先行した馬はタスティエーラを除き全滅、追い込みの競馬になりました。ほぼ最後方からの大外から追い込こんで勝つというのはナリタタイシンテイエムオペラオーを思い出します。

 

ソールオリエンスは父キタサンブラック、母スキア、母の父Motivator、半兄にヴァンドギャルドという血統。ヴァンドギャルドは父がディープインパクトで重賞勝ちはあるもののGⅠには手が届かなかった馬でした。父がキタサンブラックに変わったソールオリエンスがあっさりと皐月賞を勝ってしまったところが面白ですね。ディープインパクトの後継種牡馬キズナ以外はパッとしない感じですが、ディープインパクトの兄のブラックタイドからキタサンブラック、そしてイクイノックス、ソールオリエンスと継っていっているところが不思議で面白いですね。サンデーサイレンスの血はブラックタイドからキタサンブラック通じて継っていくのかもしれません。ヤナガワ牧場が生産したキタサンブラック産駒の活躍を期待します。

 

朝日杯とホープフルSの勝ち馬が出走せず、重賞2勝した馬の出走もなく大混戦と言われた今回の皐月賞でしたが、3着までが重賞勝ち馬、3番人気、5番人気、1番人気の組み合わせで馬券的には割りと固い決着だったと思います。

 

予想しても当たらなそうだったので、グリューネグリーンを除く6頭の重賞勝ち馬の馬連ボックス、6頭のワイドボックスで10倍以上の組み合わせ、ダイミアンが乗るフリームファクシの単複を買ったら馬連とワイドが当たりました。フリームファクシは全く見せ場なく9着でした。

 

タスティエーラのレース運びは一番理想的でしたが運悪くソールオリエンスの驚異的な瞬発力に屈したという感じでした。タスティエーラの父はサトノクラウンで堀厩舎の所属。サトノクラウンは現役時代はキタサンブラックのライバルの一頭でした。桜花賞ドゥラメンテ産駒のリバティアイランドが1着でキタサンブラック産駒のコナコーストが2着、皐月賞キタサンブラック産駒のソールオリエンスが1着でサトノクラウン産駒のタスティエーラが2着というのは時の流れなのか宿命なのか。ドゥラメンテが5世代しか産駒を残せず死んでしまったのは残念です。

 

中山競馬場は春の開催の最終日で最終レースの後に芝コースの開放が行われていました。コロナ前までは入場の制限はありませんでしたが、今年は入場時に抽選カードが配られていました。カードはめくるとすぐに結果が分かるもので私はハズレでした。