ぶら~りネット探訪

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関口房朗氏 馬への投資「もうやめます」と発言

ブルームバーグによりますと、上場企業メイテックとVSNの創業者で馬主としても有名な関口房朗氏は、馬への投資を取りやめる考えを明らかにしたそうな。日本で数億円を投じて馬を買ってもけがなどで投資が無駄になるとして、すでに保有している馬を種馬として育成する意向だそうな。

21日放映のブルームバーグ・テレビジョンの番組で関口氏は、馬への投資について「正直申し上げて、馬はもうやめます」と語った。背景の1つとして「結局日本では、外れが多すぎる」として4億、5億円で買ってもけがをするといったケースが多かったと述べた。

この発言のとおりにフサローが競馬界から手を引くとなると競馬界全体に影響が出てくる可能性がありますね。まず競り市の全体の落札価格が下がる可能性は高いですね。最近は地方競馬ばんえい競馬のバックアップも始めた矢先だったので、そのへんにも影響は出てくるでしょう。

意外だったのはフサローが競馬に金を使うことを投資と考えていたことですね。単純に道楽だとばかり思っていたら収益を上げることも考えていたわけですね。でもケンタッキーダービーを勝ったフサイチペカサスはクールモアスタッドに64~74億円で売れたわけだし、日米でダービーを勝ったりしているわけですから大成功ですよね。英国のエプソムダービーも勝つと言ったいたような記憶があるのですがどうなったのでしょうか?

フサイチコンコルド日本ダービーを勝ってしばらくしてからのインタビューで、フサイチコンコルドと抱き合わせでフサイチシンイチも買わされたことを愚痴っていたり、調教師が生産者と癒着していたり、日本の競馬界自体が閉鎖的な村社会で金を持っていてもいい血統の馬を買うことができないことも話していた記憶があります。このブルームバーグの記事でも「結局日本では、外れが多すぎる」という発言をしているところを見ると、やはり日本の競馬界への不信感があったのでしょう。ちなみにフサローはフサイチペカサスをケンタッキーのキーンランド・ジュライセールで競り落としています。