ぶら~りネット探訪

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第57回スプリンターズステークスを見に行った

中山競馬場に第57回スプリンターズステークスを見に行ってきました。

 

レースはジャスパークローネがハナに立ち、押して押してテイエムスパーダが2番手、マッドクールが3番手を取り、ママコチャ、ナムラクレア、メイケイエールが追いかけるという展開。3~4コーナーでママコチャがジャスパークローネに並びかけ、直線に入ると先頭に立ち、そこに内をさばいたマッドクールが迫り、ママコチャとマッドクールの馬体が並んだところがゴール。ハナ差でママコチャが優勝、マッドクールが2着、3着はナムラクレア。

 

最近、馬券の調子が特に良くないので過去10年の馬番の成績が良い5頭で馬連、ワイド、8と10の単勝、腐ってもGⅠ勝ち馬の3と12の単勝も買いました。マッドクールの単勝が惜しかったのですが、馬連とワイドは取れました。スプリンターズSはプラスになりました。

 

昼休みには柴田阿弥、キャプテン渡辺、細江純子スプリンターズSの検討会をやっていて、キャプテン渡辺がママコチャは罠と言っていたのが引っかかりました。確かにリステッドレースの勝ちはあるものの重賞は北九州記念の2着とファンタジーSの3着だけで賞金的に出走できたのが不思議な感じでした。マッドクールも重賞勝ちがないばかりか、2着もない。これはスプリント路線の層が薄く絶対王者的な存在がもいないということでした。

 

勝利ジョッキーインタビューで川田将雅はママコチャとソダシは全然似ていないと言っていましたが、スタートを決めてポジションを取って先行し、直線で抜け出しそのまま押し切るママコチャのスプリンターズSの走りはソダシの走りにそっくりに見えました。追い込んで来た相手をハナ差で抑えきるところも似ていました。

 

それにしてもソダシとママコチャを産んだブチコも凄いですね。初年度と2年目の産駒がGⅠを勝つなんてパシフィカス級の歴史的名牝ということになります。ゲートに突進したりもぐろうとしたりして2回も発走除外になったブチコが歴史的名牝だなんて。繁殖成績でのGⅠ勝ち数ではビワハイジスカーレットブーケエアグルーヴに並んでしまっています。

 

そしてソダシの引退発表。脚部不安が引退の理由ですが、ヴィクトリアマイルでソングラインに差し切られてしまって牝馬限定戦でも勝てなくなってしまったのも理由の1つではないか思います。アルテミスS阪神JF桜花賞を生で見ることができたのがラッキーでした。コロナ禍でレース前には「大きな声での会話や声援はお控えください。」とターフビジョンに表示されたりアナウンスがされていたときでしたが阪神JF桜花賞のゴール前は思わず声が出ました。

 

中山5レースの新馬戦ではケイティクレバーの全弟スティックバイミーが勝ち上がっていました。ウインキートスの全弟のウイントレメンデスは3着でした。私がこのレースで注目していたのはショウナンナツゾラという牝馬でした。栗毛でタテガミが金髪の派手な馬で父はショウナンバッハ、母はショウナンマハ、母の父タイキシャトルという血統。重賞は勝ちがないショウナンバッハが種牡馬になっていたのが驚きです。キタサンブラックの半兄というところで種牡馬になれたのかもしれません。ショウナンナツゾラは道中、後方をトボトボ追走、3コーナーを周るあたりから追い込んで来て6着という、父のショウナンバッハにそっくりな走りを見せました。ショウナンナツゾラは果たして未勝利を脱出できるのか?