2022年1月2日、日本武道館に『清水ミチコ大感謝祭〜作曲法SPECIAL〜in 武道館』を見に行ってきました。
清水ミチコの武道館公演は今回で8回目だそうです。私は2013年と2017年を見ていて、今回で3回目になります。
12月14日にチケットを取ったら、2階席の西側のほぼ端の席でステージを横から見るような席で、清水ミチコがピアノを弾く後ろ姿が見える席でした。
清水ミチコのライブでは瀬戸内寂聴の説法が定番ネタになっているのですが、瀬戸内寂聴は亡くなったばかりなのでどうなるかと思っていたら、いつも通りやっていました。去年新たにレパートリーに加わった室井佑月は初めて生で聞くことができました。えなりかずきのネタではウーバーイーツを入れたり、その他の部分でもネタはアップデートされていました。「止まっているのはみずほ銀行だけ」と言っていたのも笑えました。
清水ミチコが休憩している間に流れビデオはテレビショッピングのパロディと松尾スズキとのカラオケ・ビデオのあるあるネタでした。
井上陽水の『帰らない二人』を1コーラス目を忌野清志郎、2コーラス目を井上陽水で歌ってくれて、感激しました。細かいことを言うと『帰らない二人』は1973年リリースの『氷の世界』に入っている曲なので、スタジオ・バージョンを聞くと井上陽水の声は今と全然、違います。
東京FMの番組に大竹しのぶと出演したときに『夜のヒットスタジオ』で忌野清志郎が歌って放送事故になったことを大竹しのぶが言いそうになって焦ったという話をしていました。You Tubeで探してみたら上がっていました。
第13回伊丹十三賞を受賞したことも話していたました。伊丹十三賞について調べてみたら1回目が糸井重里、2回目がタモリ、5回目が池上彰というなんだかよくわからない賞でした。伊丹十三賞の13回目に清水ミチコというのはやっぱり洒落のようなきがします。
アンケートのユーミンの曲は真面目に歌って欲しいとうリクエスに答えて、『ベルベット・イースター』を歌っていました。2020年1月2日は特別な日曜日になりました。
中盤では弟のイチロー君とは連弾をやったり、THE BOOMの『中央線』を歌ったり、チック・コリアの『スペイン』をやったりしていました。
『作曲法SPECIAL』というサブタイトルがついていましたが、作曲法モノマネはサカナクション、ミスター・チルドレン、椎名林檎の定番ネタに新ネタとしてOfficial髭男dism、小田和正、谷村新司が加わっていただけどそれほど多くは感じませんでした。森山良子、森山直太朗、ムッシュかまやつの作曲法もやっていました。小田和正の作曲法はオケも含めてかなり完成度が高かったですね。谷村新司とOfficial髭男dismは元ネタがよく分からないのでアレでした。
開演前に洋楽がかかっていて、なんだか清水ミチコらしくないと思ってよく聞いてみたらビートルズの曲を微妙にパクったような曲でした。終演後の規制退場の際には規制退場について歌った曲が流れていました。ちなみにお土産はメモ帳でした。