ぶら~りネット探訪

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『LIFE 井上陽水 40年を語る 第四夜』を見た

NHK教育で放送された『LIFE 井上陽水 40年を語る 第四夜』を見ました。今夜は『少年時代』からスタートしました。サブタイトルは「ディラン 創作 少年時代」。

90年代、40代になった陽水は熱意がなくって来たそうだ。映画『少年時代』の主題歌の制作秘話について語る藤子不二雄Aの周りにはハットリくんのグッズがありました。あれで私は『20世紀少年』を思い出してしまいました。

東大教授のロバート・キャンベルが『少年時代』にでてくる「かぜあざみ」という言葉を必死に探ししたけど、そんな言葉は見つからなかったと言っていました。陽水は響きがいいのでなんとなく「かぜあざみ」という言葉をあてたということで、「辞書にない言葉を歌詞に使っても禁固10日という法律はないわけですから」と言っていました。ちなみにロバート・キャンベルNHK教育の『Jブンガク』に陽水の娘である依布サラサと一緒に出演しています。依布サラサは顔の輪郭が陽水にそっくりですね。

奥田民夫とのコラボではユルいテキトーな感じでやっていたそうで、パフィーのデビューシングル『アジアの純真』は最初、『熊猫深山』だったと陽水は語っていました。『アジアの純真』はボコーダーのところがいいですよね。あれはPerfumeに通じるものがあります。(嘘)奥田民夫もPerfumeも広島出身という共通点はあります。「ありがとう」を歌う奥田民夫のギターリッケンバッカーでした。

ボブ・ディランを陽水に教えたのは小室等だそうです。ボブ・ディランと言えば私はみうらじゅんを思い浮かべます。昨日はリリーさんが出ていたのでみうらじゅんも出てこないかなぁと思っていたら、みうらじゅんが登場!さすがNHK教育!ディランも陽水もわけ分からないけど心地いい 核の部分が同じなのではないかと語っていました。その例として『氷の世界』を挙げていました。昨日は曲の面でスガシカオが『氷の世界』を挙げていました。

カバーアルバムのブームの先駆けとなった『United Cover』の所で沢木耕太郎が出てきていました。陽水とカラオケに一緒に行った沢木耕太郎は陽水に『花の首飾り』をリクエストしたそうです。『United Cover』に『花の首飾り』は入っています。

陽水の独特の歌詞の世界については上野千鶴子までインタビューに答えていました。『ワカンナイ』の歌詞について宮沢賢治の『雨ニモマケズ』を絡めて沢木耕太郎は語っていましたが、私は『ワカンナイ』で陽水は宮沢賢治を電波系の人と歌っているものだと思っていました。

中島みゆきはラジオのときのような喋り方で陽水についてのコメントを寄せていました。画像は静止画でした。

最後に陽水は「マイノリティをお相手している」と語っていました。夏のツアーが終わり、現在、ニューアルバムの制作中だそうです。最後の曲は『夢の中へ』でした。