ぶら~りネット探訪

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みうらじゅんの『郷土LOVE』を読んだ

去年の年末から旅や鉄道に関する本や漫画を連続して読んでいるような気がします。今回はみうらじゅんの『郷土LOVE』を読んでみました。みうらじゅんが日本の47都道府県について語った本です。(北海道に関しては北と南で2回) 47都道府県についてすらっと語れてしまうみうらじゅんにはさすがに驚きます。以前に安斎肇と「勝手に観光協会」で全国を巡りながら勝手にご当地ソングを作っていたので、全国47都道府県について語ることもできるのでしょう。 みうらじゅん自身も語っていますが『るるぶ』や『じゃらん』には載っていない観光ガイドみたいな本になっています。(そう言えば『じゃらん』のCMには安斎肇が声だけ出ていますね。) 全国の妙な記念館に行った話は特に面白いですね。「ゆるキャラ」や「トン祭り」のように記念館ネタだけでも一冊出来てしまうような気がします。私は鹿児島の明治維新につていの「維新ふるさと館」が非常に気になりました。明治維新の偉業についての展示がストーム形式で展示されていて、『朝まで生テレビ』のスタジオみたいなステージに西郷どん坂本龍馬の人形がせり上がってきて論争をするそうです。 徳島にうず潮を見に行ったときに船で中学生の団体と一緒に乗り合わせて、中学生に「ビートルズだ、ビートルズだ」と言われて、写メまで撮られたという話が最高に笑えました。止めに入った引率の女の先生が「ビートルズさんも忙しいから、ここまで」と言われたのも可笑しいです。今の中学生には長髪に髭面にサングラスだとビートルズなのか? 東京について語っている部分では、観光的な事は一切なく、みうらじゅんの上京体験我語られています。東京の予備校に行くためにみうらじゅんは浪人時対に上京したのですが、京都から新幹線で東京に向かうとき何故か白の上下のスーツを着ていたというのも笑えます。対照的に関西弁を捨てるきっかけになったエピソードはちょっとグッと来るものがありました。(私は関西出身ではありませんが) 各地でかった妙な土産物の写真もいいですね。私は福島の野口英世の千円札柄のタオルが欲しくなりました。(英ちゃんタオル)ちなみに野口英世の母親の名前はシカで姉さんの名前はイヌだそうです。 郷土LOVE
郷土LOVE