4月8日に阪神競馬場で行われた第72回 桜花賞を見に行って来ました。
去年は皐月賞、ダービー、菊花賞を生で観戦したので、今年は牝馬三冠を生で見ようと阪神競馬場まで出かけてみました。競馬場の周りは、桜は咲いているのに競馬場のコースの周りは全く桜は咲いていませんでした。
阪神競馬場に行くのは去年の阪神JF以来の2度目。阪急の仁川駅を降りると、ホームの向こう側に墓地があるのには今回初めて気がつきました。仁川駅から阪神競馬場までの地下道に映画『戦火の馬』のポスターが貼ってあり、また胸が熱くなりました。桜花賞は栗毛の馬が勝つのではないかとも思いました。
9時40分くらいに競馬場に着きました。ターフビジョンのほぼ正面の外の椅子席に余裕で座ることがでました。
3Rではミルコとクリスチャンのデムーロ兄弟のワンツーフィニッシュを見ることができました。洒落でワイドを100円だけ買っていたら当たりました。ミルコ・デムーロは3R、4R、5Rと三連勝し、JRA通算300勝達成していました。
7Rではサクラアルディートが勝っていました。桜花賞デーの阪神競馬場でさくらコマースのサクラアルディート、しかも1番人気。ベタなサインはとりあえず買いだと以前、このブログにも書いていましたが、すっかり忘れて買っていませんでした。ちなみにサクラアルディートはサクラプレジデントの半弟でディープインパクト産駒です。
1年5ヶ月ぶりに福島競馬場も再開できたのもめでたかったですね。メインレースの吾妻小富士賞は阪神7Rの反省からサクラバクシンオー産駒のアフォードの単勝買ってみたら、なんとか当たりました。あとで調べてみたら1番人気で8着だったサンデージョウはグラスワンダー産駒。グラスワンダーのオーナーは福島の人だったので、その関係からも1番人気におされたのかな?
さて桜花賞、とりあえず去年の皐月賞、ダービー、菊花賞と同じように出走馬18頭の単勝を100円ずつ買いました。パドック見るとヴィルシーナとアイムユアーズがよく見ました。特にアイムユアーズの栗毛がよく見えたので単勝1000円買ってみました。GIは外人騎手と地方競馬出身の騎手がよく来るイメージが強いので、ヴィルシーナとアイムユアーズにミルコ・デムーロのサンシャインと岩田康誠のジェンティルドンナを絡めた馬連を400円買いました。
直線を向いて先行していたヴィルシーナにアイムユアーズが並びかけたところで、「出来た!」と思っていたら、ジェンティルドンナが外からまとめて交わしてくれました。馬連も当たりました。しかし、2番人気と4番人気の組み合わせなのに1,850円でちょっとガッカリ。ジョワドヴィーヴルがそれほど人気になっていなかったということなのか?
ヴィルシーナは大魔神・佐々木主浩の持ち馬で話題になっていました。ヴィルシーナはクイーンカップも勝っていますが、その前のエリカ賞ではこの前毎日杯を勝ったヒストリカルを抑えて優勝しています。ジェンティルドンナも牡馬を抑えてシンザン記念を勝っているで、順当な1、2着と言えると思います。それにしてもアイムユアーズを差しかえしたヴィルシーナの勝負根性は素晴らしいですね。
アイムユアーズは桜花賞のレースぶりだとマイルでもちょっと距離が長いような気がします。でも母の父はエルコンドルパサーで、牝系はオークスを勝っているダイナカールにつながっている血統。
ジェンティルドンナも切れ味が持ち味という感じで距離が延びるのは歓迎というタイプには見えません。オークスはヴィルシーナが中心になりそうな気がします。
それにしてもディープインパクトの種牡馬としての能力の高さを改めて感じました。桜花賞に4頭出走させて、1番人気のジョワドヴィーヴルが沈んでも、ワンツーフィニッシュを決めるとは。牝馬でマイルまでならディープインパクト産駒をとりあえず買っとけという感じですかね。