ぶら~りネット探訪

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うる星やつら「みじめ! 愛とさすらいの母!? 」を見る

うる星やつら「みじめ! 愛とさすらいの母!? 」をひさしぶりに見ました。 「うる星やつら」のテレビシリーズはリアルタイムでやっていたのは知ってましたが最初の何話は見ましたが、その後は全く見ていませんでした。 「みじめ! 愛とさすらいの母!? 」を見たいと思ったのは「ビューティフル・ドリーマー」のDVDを見て、そのオーディオコメンタリーの中で「みじめ! 愛とさすらいの母!? 」の話を聞いたのがきっかけです。その後「みじめ! 愛とさすらいの母!? 」の話をネットで調べてみると、内容についてフジテレビのプロデューサーからチーフディレクターだった押井守に訳が分からないとクレームがついたそうで、いわくつきの作品ということでさらに興味がわきました。 実際、今改めて見てみるとそれほど無茶苦茶な作品ではありません。簡単に言うと不条理ものですね。どこかで読んだ記憶があるのですが「世にも奇妙な物語」なんかの話に近いものがあります。まぁ、時代が早すぎて偉い人や一般の視聴者には理解ができなかったのかもしれません。若干、説明不足の面もありますが普通に楽しめる作品だと思います。 よく「ビューティフル・ドリーマー」の原型と言われていますが、「ビューティフル・ドリーマー」だけでなくその後の押井守の作品の原型という感じですね。「攻殻機動隊」や「パトレーバー」などと見比べてると面白ささが増します。 バーゲンセールでマウスピースが飛んで主婦が倒れるシーンは「あしたのジョー」の出﨑統 のパロディーですね。繰り出されれる技はプロレス技なんですけどね。映り込みのシーンも押井守は好きですね。メガネの眼鏡に母さんの姿が映り込んでいるのが印象的ですね。宇宙人との白兵戦で面堂の斬り込隊に新撰組やアメフトの選手いたりコタツネコが「七生報国」とい鉢巻をしているところが笑えます。 うる星やつらDVD vol.20
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