「アップル」商標裁判でビートルズ側が敗訴
YOMIURI ONLINEによりますと、リンゴをイメージした商標を巡り、ビートルズの元メンバーらが設立した英音楽会社アップルが米アップルコンピュータに対して音楽配信事業での使用差し止めを求めていた訴訟で、ロンドン高等法院は8日、商標侵害にはあたらないとする判決を下し、ビートルズ側が敗訴したそうな。
しかし、「アップルという言葉を商売に使うな、さもなければ金を払え」というのはほとんどヤクザのいいがかりみたいだと思うのは私だけでしょうか?昔、ジョン・レノンは「ビートルズはキリストよりも有名だ」というようなことを言って物議をかもしたことがあったようだけど、スティーブ・ジョブズが「iPodのアップルはアップルレコードよりも有名だ」と言ってもおそらく問題にはならないと思います。私はアップルの製品はiPodしか持ってませんが。
ついでに車買取のアップルもフィオナ・アップルも椎名林檎も訴えればいいと思ったのは私だけではないはず。結局、マックのアップルはiPodで儲かっているので裁判で勝つか、有利な和解に持ち込めば金が入るという目論見とアップル・レコードの親会社であるEMIのiPodとiTMSへの牽制の意味があるのでしょう。
「All You Need Is Love」と歌って巨万の富を得たけれど、それでもまだ金が必要なんですね。