ぶら~りネット探訪

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『ゴジラvsコング』を見た

アダム・ウィンガード監督の『ゴジラvsコング』を見ました。

2014年の『GODZILLA ゴジラ』の公開前からモンスターバースの概要は発表されていて最後はゴジラキングコングが絡むということは聞いていました。1962年の『キングコング対ゴジラ』は見たことはありません。熱海城で戦ったり、最終的には昭和プロレス的な決着になるといいう話は聞いたことがありました。

予告の動画を見たら今度はライアン・ゴズリングも出ているのかと思ったらアレクサンダー・スカルスガルドという役者でした。

巨大生物研究機関「モナーク」はコングを巨大なドームに入れて監視をしていた。突然、ハイテク巨大企業エイペックス本社をゴジラが襲う。モナークとエイペックスはコングを連れて南極から地球の空洞の調査に乗り出すのだが、そこへまたゴジラが出現し、てんやわんやになるというお話。

ゴジラとコングの格闘シーンはさすがによく出来ていました。コングがゴジラをグー・パンチで殴りつけるところは今までの特撮、怪獣映画で見たことがない迫力がありました。コングの中に井上尚弥が入っているみたいだったと言う伊集院光の感想も秀逸でした。コングのモーニング・ルーティーンや空洞の中の世界に里帰りし、玉座に座るシーンも面白かったです。

南極へ向かう海の上でコングがゴジラに襲われるところはエヴァンゲリオンTVシリーズ第八話『アスカ、ラ来日』を思い出しました。コングが空母の甲板の上に立ち上がるシーンは痺れましたが、同時にやられたという気分にもなりました。

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』あたりからドラマ部分がグダグタになってきていて、今回はさらに酷くなっていた気がします。エイペックスに侵入するポッドキャスト芸人のバーニー・ヘイズ、マディソン・ラッセル、ジョシュ・ヴァレンタインのパートはいらなかった気がします。

唯一の救いはエイペックスのCEOの娘役でエイザ・ゴンザレスが出ていたことですね。エイザ・ゴンザレスは『ベイビー・ドライバー』で知りました。今回、あまり出番は多くはないのですが、今回もいい殺られ方を見せてくれていました。

ほとんど情報を入れずに見に行ったので小栗旬メカゴジラが出てきたのには少し驚きました。小栗旬の見せ場はあちこちで既に言われている通り白目でしたね。掟ポルシェ新日本プロレス永田裕志もビックリの白目でした。

メカゴジラの造形が今までのメカゴジラに全く似ていなところも素敵でした。今までのメカゴジラはロボゴジラという感じで今回のメカゴジラがまさにメカなゴジラ機械仕掛けのゴジラという感じがしました。H・R・ギーガーがデザインしたような感じにも見えました。H・R・ギーガーやシド・ミードのデザインしたメカゴジラも見てみたかった気がします。

IMAXレーザー3Dで見たのですが、3Dの効果はあまり感じられませんでした。日本語吹き替え版でもう一回見て見たい気がします。

【輸入盤CDR】ゴジラVSコング(Godzilla vs Kong) - トム・ホーケンバーグ(Tom Holkenborg)
【輸入盤CDR】ゴジラVSコング(Godzilla vs Kong) - トム・ホーケンバーグ(Tom Holkenborg)