ぶら~りネット探訪

音楽、競馬、映画などについて非常にテキトーにダラダラと綴っていくブログでございますですよ。

ソダシとかクロフネとかゴールシップとか

第82回優駿牝馬(オークス)は3番人気のユーバーレーベンが追い込んで優勝を決めました。1番人期の桜花賞馬のソダシは道中、折り合いを欠き、直線では延びきれず8着に終わりました。 去年の府中のアルテミスS阪神JF桜花賞と生でソダシノの走りを見ることができましたが今回は指定席の抽選が外れてテレビでの観戦となりました。例年ならオークスの指定席を取ることは難しくなく2015年から2019年まではA指定をとることが出来ていました。 ソダシの父はクロフネなので桜花賞の次はNHKマイルCだと思っていたらオークスへ出走すると聞いて少し複雑な気分になりました。クロフネ産駒で2000メートル以上の重賞で勝ったた馬がいないことは知っていたからです。 初めて白毛として芝のGⅠを勝ったソダシなら血統的な限界も超えてくれるのではないかと思いましたが、負けるとしたらオークスというのが一番納得がいくし、血統的な言い訳もきくので、ここが負け時とも思いました。 しかし、ゴールドシップの産駒のユーバーレーベンに負けた須貝調教師はどんな気持ちなのでしょうか?ソダシを担当している今浪隆利厩務員はゴールドシップも担当していたそうです。 2001年のクロフネが出走したダービーも久々に見てみました。クロフネは好位を進んで直線を向くとジャングルポケットダンツフレームさらにはダンシングカラー、ボーンステーキキングに交わされて5着でした。道中の位置取りなどはクロフネとソダシは同じような感じですが、ソダシは明らかに折り合いを欠いていたのでその辺が8着という結果になったのかと思います。 クロフネが府中で走ったのは全部生でみていたような気がします。ダートを芝並みのタイムで駆け抜けた武蔵野SJCダートの走りがやはり衝撃的でした。話が前後しますがアグネスタキオンジャングルポケットと走ったラジオたんぱ杯3歳Sは後楽園の場外で見ていました。1戦しかキャリアのないアグネスタキオンに重賞勝ちのあるジャングルポケットと前走、同じ距離、同じコースをレコード勝ちしているクロフネが千切られたのも衝撃でした。 余談ですが2001年の日本ダービーにはキタサンチャンネルも出走していたのですが大野商事の勝負服のデザインが今とは違っていたのが気になりました。 4番人気で皐月賞を勝ったゴールドシップはダービーでは2番人気で出走し後方からレースを進め追い込んだものの、ディープブリランテフェノーメノを捉えることができず5着。ちなみに11着はジャスタウェイ共同通信杯しか府中での勝鞍がなかったゴールドシップオークスを勝つユーバーレーベンを送り出したというのも意外な感じでした。 ディープブリランテ産駒といえば最近ではモズベッロですね。ディープブリランテは泥んこ馬場の東スポ杯2歳Sを勝っていたのでモズベッロのような道悪巧者を出すのは納得できます。 ソダシノの今回の負けは夢から醒めたような気持ちになりました。去年の札幌2歳Sでのソダシノ走りを初めて見て、連勝を重ねて行くソダシノの姿は現実感があまりなく夢の中の出来事のような気がしていました。阪神JFのゴール前の差し返し、桜花賞の先行抜け出しでコースレコードでの勝利は夢というか漫画やドラマのなかのエピソードの様なシナリオというか演出みたいにも感じていました。そんな中でオークスの直線で力尽きたソダシノの姿を見ていいたら、「これが現実だ!」と言われたような気分になりました。 クロフネのダービーを改めて見てからは現実的な考えがジワジワと夢の世界を侵食し始めていたのも確かでソダシの単複の馬券は買いませんでした。ソダシからの馬連、ワイドの総流しと、ソダシと未対決の有力馬の単勝、ワイドも10点を買っていました。ユーバーレーベンは今度は4着くらいとたかを括っていました。ハギノピリナは全くのノーマークでした。 ダービーは横山武史がエフフォーリアでJRA史上最年少ダービージョッキーになるのか?それともワンダフルタウンが青葉賞の勝ち馬として初めてダービーを制するのか?それともケガから復帰した武豊が6度目のダービー制覇を果たすのか? 横山武史の最年少ダービージョッキーに以外、あまりパッとした記録や話題がない気がします。 エフフォーリアが直線で抜け出して、勝ったと思ったと所に外から何かが強襲してゴール前で際どい勝負になりそうな気もします。それともメジロライアンメジロブライトのように後ろに構えて、逃げ切りを許してしまうのか? 031.JPGIMG_7187.JPG508.JPGDSCN4146.JPG