ぶら~りネット探訪

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『ダークナイト』をIMAXで見た

ダークナイト』がIMAXで再上映されていたので見てきました。

ダークナイト』は2008年に公開さてれた映画で、公開されたときにも劇場出みました。DVDも買いました。2008年の公開時にはIMAXの設備のある劇場自体が日本に数えるほどしかなくて、『ダークナイト』をIMAXで見ることができませんでした。DVDを見ると最初のジョーカーが銀行を襲撃するシーンは画面のサイズが違っていたので、「これがIMAXなのか?」とボンヤリと感じていました。

IMAXで『ダークナイト』を改めて見て思ったのは音の迫力が凄いということです。爆発音や衝撃音が体に直に響いて来ました。音楽のライブでバスドラムやベースの音が腹に響いて来るのに似た感じですかね。あの音は劇場でなければ体感できない思います。

マローニがいるクラブにバットマンがやってくるシーンでかかっているBOOM BOOM SATELLITESの『Scatterin' Monkey』はIMAXではなぜか音が潰れているに聞こえました。

ハービーの選挙資金を集めるパーティーにジョーカーが手下を連れて乱入、バットマンと格闘戦になるところはIMAXでも何をやっているのかよく分かりませんでした。ジョーカーがレイチェルを捕まえている所をカメラがぐるぐる回りながら撮っているシーンは気持ち良かったですね。香港で高層ビルからバットマンがダイブするシーンも今で見ていたのとは全く違って見えました。

ハービーを載せた護送車をジョーカーが襲撃するシーンは最初に見たときから好きだったですが、IMAXではそれほど違いは感じられませんでした。音は凄いですけどね。

ヒース・レジャーのジョーカーは何度見ても魅力的でした。独特の喋り方とあのメイク。バットマンに取調室でボコられてメイクが剥げかった感じになるところが特に凄みがあって好きです。ゴッサム総合病院を爆破するシーンはDVDでは思わず笑ってしまうのですが、今回は音が強烈で笑っていられませんでした。

ブルース・ウェイン、ルーシャス・フォックスとラウが「phone call」と「hong kong」を何回か繰り返すシーン。ジョーカーがマフィアにバットマンを殺す報酬をすべての資金の半分(half)と提示するシーンが前半にあり、後半にトゥーフェイスになったハービーがワーツの所にやって来て「死んだのではなかったのか?」言われて「半分だけな(half)」と答えるシーン。これらの言葉遊びみたいなシーンには何か意味があるのかと思っていたのですが、未だに意味が分かりません。

地下芸人のチャンス大城が『5時に夢中!』に初めて出演したときに着ていてTシャツには歴代のジョーカーのイラストが描かれていて、センターはヒース・レジャーでした。あのイラストがなかな強烈で1回見たら忘れられません。

ダークナイト』には完全な悪としてのジョーカーが人間のモラルに挑んでくるとい深いテーマもあるのですがIMAXで見るとそういった面が吹き飛んでしまうような迫力があります。モラルや人間の本性を暴き出そうとするジョーカーは新型コロナにある意味似てるかなとボンヤリと考えたりもしました。バットマンの正体と市民や警察官の命を天秤にかけて市民にバットマンを悪意を持つように仕向ける所は今のどこかの国の政治家がやっていることとさほど違いはないように見えました。

そう言えば『TENET テネット』の予告ではないような予告もやっていました。オペラハウスにテロリストが乱入し、それをSWATが制圧するようなシーンでした。文字からするオペラハウスのある場所はロシアなのかと思います。ジョン・デヴィッド・ワシントン(a.k.a. ブラック・クランズマン)はほとんどヘルメットを被っていたのでどこにいるのか分かりませんでた。音楽がハンス・ジマーとは違う感じがしたので調べてみたらルドウィグ・ゴランソンという人でした。

ワンダーウーマン 1984』の予告もやっていて、またニュー・オーダーの『ブルー・マンデー』がかかっていました。

ダークナイト (2枚組) スペシャル・パッケージ (期間限定出荷) [Blu-ray] - クリスチャン・ベール, マイケル・ケイン, ヒース・レジャー, ゲーリー・オールドマン, アーロン・エッカート, クリストファー・ノーラン
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