ぶら~りネット探訪

音楽、競馬、映画などについて非常にテキトーにダラダラと綴っていくブログでございますですよ。

『カメラを止めるな!』を見た

上田慎一郎監督の『カメラを止めるな!』を見ました。 東京MXテレビの『バラいろダンディ』で絶賛されていて気になっていた映画です。新宿K’s cinemaと池袋シネ・ロサでしか公開されていなくて、見るのが大変と聞いていましたが、7月13日からチネチッタでもやりはじめたので見ることができました。 低予算のゾンビ映画を撮影していたら本物のゾンビが現れてテンヤワンヤになる話で、最後には感動してしまう、という情報しかないままで見ることにしました。大正解でした。上映後には拍手が起こっていました。 最初の37分のワンカットのゾンビ映画が退屈で退屈、本当にこの映画大丈夫なのかと思いながら見続けると、最初の37分は前フリ、伏線になっていて、後半で気持ちよく回収されていき、びっくりしました。きれいに騙されたような不思議な感覚になり、確かに感動しました。そして「やられた」という気分にもなりました。 最初の37分は大事なのでしっかり見ていたほうが後半楽しめます。退屈に感じても寝てしまうと後半の面白さが減ってしまうのでご注意ください。 メタ構造のお話しで三谷幸喜の『ラヂオの時間』、『ショウ・マスト・ゴー・オン』に似た感じです。映画に対する偏愛というところは園子温の『地獄でなぜ悪い』にも近いものがあります 出てくる役者さんは全員、初めて見る人ばかりでした。しかし、脚本や演出がしっかりしているのでそういった部分はほとんど気になりません。アル中の役者さん、オカッパで関西弁でしゃべる女性プロデューサー、カメラマンと女性アシスタントがとても印象に残りました。女性プロデューサーの人は雰囲気がジャズ・シンガー綾戸智恵に似ていました。 低予算で単館で上映される映画にありがちなアート映画的な小難しさやとっつきにくい所は全くありません。普通の娯楽映画として頭空っぽにして見ても十分に楽しめます。繰り返しになりますが最初の37分は少なくても寝ないほうがいいですよ。エンドロールもさらにメタ構造になっていて、最後のアレは実はあーなっていたのかという発見もあるのでエンドロールも最後まで見た方がいいですよ。 カメラを止めるな! - 濱津隆之, 真魚, しゅはまはるみ, 長屋和彰, 細井学, 市原洋, 山﨑俊太郎, 大沢真一郎, 竹原芳子, 浅森咲希奈, 吉田美紀, 合田純奈, 秋山ゆずき, 上田慎一郎, 上田慎一郎, 市橋浩治, 児玉健太郎, 牟田浩二
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