第84回日本ダービーを見に行った
5月28日に東京競馬場で行われた東京優駿、日本ダービーを見に行ってきました。
レースはスタートがあまり良くなかった2番人気のレイデオロが向こう正面で一気に2番手まで進出、直線に向くと早め先頭に立ち、3番人気スワーヴリチャード、1番人気のアドミラブルの追撃を振り切り優勝しました。
レイデオロはパドックで入れ込んでいるような様子にも見えたのですが、京都の安土ステークスで2014年のホープフルステークスの勝馬であるシャイニングレイが勝っていたので去年のホープフルステークスの勝馬レイデオロが勝つサインではないかと思い単勝を少しだ厚めにしてみました。
アルアインはパドックではよく見えたしスタートも良かったので3着までには来るだろうと思っていたのですが直線を向いてスワーヴリチャードに弾き飛ばされて追い出しが遅れて逃げたマイスタイルもかわせず5着。松山弘平の若さが出てしまった感じでした。アルアインの首の低い走り方はタイキブリザードを思い出しました。
藤澤厩舎は先週のオークスに続いてクラッシック連勝、牡馬のクラッシックは初の勝利。ルメールはGⅠ三連勝。桜花賞でソウルスターリングが3着だったときは、藤澤厩舎とルメールは春のGⅠは勝てないんじゃないかと思ったりしましたが、上手くいく時は何もかも上手く行くものなのですね。
レイデオロの新馬戦は生で見ていました。去年の毎日王冠が行われた日の5レースでした。新馬戦はそんなに強い勝ち方ではなかった気がします。葉牡丹賞とホープフルステークスの勝ち方が強烈でした。道中は後方に構えて3、4コーナーで瞬間移動しみたいに一気に好位につけて直線では2着以下を引き離す一方というレースぶりでした。今日のレースぶりを見るとまたまだ奥が深い気がします。
2分26秒9という勝ちタイムが先週のオークスや8レースの古馬1000万下青嵐賞よりも遅かったのが一部で話題になっています。横山典弘のマイスタイルの絶妙な逃げに対してルメール以外の騎手が何もできなかったのが全てですね。ちなみに有馬記念がグッドラックハンデよりも遅いこともけっこうあります。
最終レースの目黒記念はまたしてもルメールがフェイムゲームで勝っていました。2014年のダービー馬ワンアンドオンリーは10着。デビュー戦以来の芝のレースを走ったラニは17着。私が期待したウムブルフは9着でした。
ダービーの表彰式にはJRAのCMに出演している松坂桃李、柳楽優弥、高畑充希、土屋太鳳がプレゼンターとして登場しました。柳楽優弥は意外に小柄な感じでした。4人とも朝ドラに出演したことがあるわけですが、松坂桃李は今年の10月からの朝ドラ『わろてんか』にも出演するようです。ちなみにヴィクトリアマイルとオークスではゲストプレゼンターはいませんでした。