第36回ジャパンカップを見に行った
東京競馬場で行われた第36回ジャパンカップを見に行ってきました。
レースは1番人気のキタサンブラックがスタートから先頭を譲らず、5番人気のサウンズオブアースに2馬身半の差をつけて逃げ切りで優勝しました。
先週のマイルCSでは優勝したミッキーアイルの斜行のあおりで落馬寸前だった武豊ですが、今週は堂々の逃げ切りでを決めました。勝ちタイムは2分25秒8でした。勝ちタイムを見ると馬場が悪かったのか思ってしまうかもしれませが、小雨は降っていましたがが良馬場でした。武豊の絶妙な逃げに翻弄されて他の馬が金縛りで動けなくなったような不思議なレースでした。道中はゴールドアクターが3番手、ムーアのリアルスティールが4番手につけていたので「キタサンブラック危うし」と思ったのですが全然楽なペースだったのですね。天皇賞のエイシンヒカリも楽に逃がして欲しかった。
馬券はキタサンブラックの単複から買っていたので当たりました。札幌記念でモーリスに迫り、菊花賞でエアスピネル、ディーマジェスティに競り勝って2着に突っ込んだレインボーラインの複勝も買っていたのですが残念ながら6着でした。レインボーラインは道中、3着のシュヴァルグランと同じような位置取りでしたが直線の位置取りで差がついた気がします。
表彰式にはLONGINESのアンバサダーで俳優のサイモン・ベイカーが登場しました。サイモン・ペッグなら知っているけどサイモン・ベイカーは知らないと思っていたのですがサイモン・ベイカーのフィルモグラフィーを見ていたら『プラダを着た悪魔』がありました。アン・ハサウェイと絡む小説家の役だったような気がします。
キタサンブラックのオーナーは北島三郎です。表彰式のあとにまたまた『まつり』を歌ってくれました。馬券も当たり北島三郎の生歌も聞けてラッキーでした。実はトータルではマイナスだったのですが。今年は函館に北海道新幹線で函館記念と北島三郎記念館を見に行ったりもしています。
去年に続き今回もメモリアルスタンドのi-Seatを取ることが出来ました。i-Seatは席でPATのように馬券が買えて便利なのですが、パドックが遠いのがやっぱり辛いですね。
4レースの新馬戦では堀厩舎の外国産馬ナイルストーリーが勝ち上がっていました。2着にはブライトエンブレムの半妹オーロラエンブレム、4着にはキャプテントゥーレの半弟ヘヴントゥナイト、11着にはゴールドシップの全妹フラワーシップという結果になっていました。オーロラエンブレムは次は勝ち上がれそうな感じでした。ヘヴントゥナイトも馬っぷりが凄く良かったので勝ち上がれそうな気がします。フラワーシップはゴールドシップと言うよりもトレジャーマップに近いかもしれません。出遅れて9着だったステイゴールド産駒のボムクレイジの方がフラワーシップよりも走りそうな気がしました。