第56回宝塚記念を見に行った
Sラウンジの指定席の抽選が当たったので第56回宝塚記念を阪神競馬場に見に行ってきました。
レースは圧倒的1番人気のゴールドシップが致命的な出遅れで始まり、終始2番手でレースを進めた6番人気のラブリーデイが直線で抜け出し、急追した10番人のデニムアンドルビーを抑え優勝しました。ゴールドシップによる初の同一GⅠ三連覇はならず、金子真人ホールディングスのワンツーフィニッシュという結果でした。
勝ったラブリーデイや金子真人ホールディングスには申し訳ありせんが、ゴールドシップがとんでもない出遅れをしたレースとして記憶されるような気がします。表彰式のプレゼンター元宝塚歌劇団の真矢ミキでした。ゴールドシップの出遅れに「あきらめないで!」と言ったかどうかは分かりません。
同一GⅠ三連覇を目の前で達成されるのを見てみたい気持ちがあったのでゴールドシップの単勝を1000円、前走同じ阪神競馬場でキズナを破っているラキシスの複勝を2000円、逃げ馬けっこう粘るレースが続いていたのでカレンミロティックの複勝を500円買ってみました。ゴールドシップは出遅れ、ラキシス全く見せ場なく8着、カレンミロティックはなぜか中団からレースを進め13着。馬券は全くカスリもしませんでした。
直線を向いてトーホウジャッカルがいい手応えで上がって来たとき、「ジャッカルあるで!、ジャッカル来るで!」と繰り返し叫んでいたオッサンが笑えました。 トーホウジャッカルは金髪のたて髪がトウショウファルコみたいで非常に派手で美しいのですが、馬体重が菊花賞を勝ったときと変わらず、パドックでも馬体が寂しい感じだったので買いませんでした。しかし、見せ場は作って4着だったので立派でした。秋も楽しみです。スペシャルウィークは黒鹿毛なのにトーホウジャッカルをはじめ、ゴルトブリッツ、ウインフルブルーム、フローテーションといった尾花栗毛の産駒がいるのがとても不思議です
新馬戦ではポルトドートウィユの全弟であるポルトフォイユが持ったままで2着に5馬身を着けてデビューを飾っていました。ポルトドートウィユの馬体はかなり出来上がっいて、見た目はトーホウジャッカルよりも逞しい感じで宝塚記念のパドックに入っても見劣りしない馬体に見えました。
6月27日のTBSラジオの『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』では映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が特集されていました。その中でニュークスというキャラクターの「What a lovely day!」といセリフを何度か宇多丸が叫んでいました。私はradikoプレミアムはやっていないのでこのラジオはリアルタイムでは聞いていません。
6月29日にポッドキャストで聞きました。そうかサインは『マッドマックス』だったのかと気がつきました。
今年前半はレッツゴードンキ、ドゥラメンテ、ラブリーデイといったキングカメハメハ産駒大活躍といった感じでした。2月1日に東京競馬場と阪神競馬場で1日における種牡馬最多勝記録を作っています。ちなみにこの中にはブチコの勝ち鞍も含まれています。
阪神競馬場では最終レース後、芝コースの馬場が開放されました。東京競馬場でも春開催の最終日は馬場開放を行っています。整理券が必要なため私は東京競馬場の馬場開放で馬場に入ったことはありませんが、阪神競馬場では整理券や入場制限はなかったので馬場に入ることができました。
スタンド前のゴールまでの200メートルくらいの芝コースに入ることができました。芝の丈は思ったよりも高く、ボコボコした感じでした。小さい子どもゴロゴロ転がっていたかと思う、いい歳にオッサンも芝に思いっきり寝転んでいました。日本の芝コースはヨーロパに比べると硬く、「高速馬場」、「コンクリート馬場」と言われることもありますが、実際に阪神競馬場の馬場を歩いてみるとフカフカでした。阪神は東京、京都に比べると「高速馬場」とはあまり言われませんね。来年は東京競馬場の馬場開放に参加して違い確かめてみたい思います。