ぶら~りネット探訪

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『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』を見た

ジェフ・ワドロウ監督、アーロン・テイラー=ジョンソンクロエ・グレース・モレッツ主演の『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』を見ました。原題は『キック・アス2』のようです。

日本でのロードショーは2014年の2月22日からだったようですね。年末からテレビCMが流れていたのを記憶しています。ちなみ『キック・アス』の時にはCMは当然なく、前売り券も発売されていませんでした。でも予告やCMを見る限り残念な2という感じが否めなかったのでロードショーはパスしました。監督がマシュー・ボーンではなくなったのと2013年の秋に公開されたクロエ・グレース・モレッツ主演のリメイク版『キャリー』のできが酷かったといのもあります。

早稲田松竹で『マチェーテ・キルズ』との2本立てで見ました。期待値が低かったせいか、思っていたよりも面白く感じられました。

ヒット・ガールを封印して普通の高校生として生きていこうとするミンディと再び、キック・アスとになり、スターズ・アンド・ストライプス大佐率いる自警団「ジャスティス・フォーエバー」に加わるディブ、その二人に父親を殺されたクリスが悪の軍団を率いて復讐を果たそうとする話。

ヒット・ガールのパートはかなり出来の悪い『キャリー』を見ているような感じで半分くらいはかなり退屈でした。『キャリー』と大きく違うのはクロエ・モレッツの体型というか体重。『キャリー』のころの方が明らかに太っていました。

マザー・ファッカーの手下として登場するマザー・ロシアのキャラはなかなか良かったです。見た目はロシア人の神取忍という感じでパトカーの警官隊を一人で撃退するシーンは強烈でした。無表情でロボットのような感じの強さはターミネーターはもちろんですが、007シリーズに出ていたジョーズを思い出しました。

ディブの父親がディブの身代わりでキック・アスとして逮捕されるシーンは『ダークナイト』でハービー・デントが自分がバットマンだと名乗り出てわざと逮捕されるシーンを思い出しました。

キック・アスとヒット・ガールが最後の戦いに臨むシーンは前作同様にグッときました。「これは大佐の分」、「これは親父の分」と言ってキック・アスがマザー・ファッカーを攻撃するシーンは、ありがちなシーンですがやはり胸が熱くなります。最後は続編を期待ささせるような終わり方でしたが、果たして3作目は作られるのか?

マチェーテ・キルズ』は妙な豪華キャストのバカ映画で笑えました。メル・ギブソンチャーリー・シーンを久しぶりに映画で見ました。アントニオ・バンデラスは変わりすぎていて気がつきませんでした。ジェシカ・アルバレディー・ガガの出演時間はかなり短くもったいない感じがしました。ミッシェル・ロドリゲスはなかなか出てこないのですが、後半は大活躍でした。眼帯をしていたミッシェル・ロドリゲスがアンバー・ハードとの戦いでさらに目を潰されるシーンは『キル・ビル2』のダリル・ハンナを思い出しました。

ニセ予告編の『マチェーテ・キルズ・アゲイン イン・スペース』の本編も見てみたいです。なぜかニセ予告では仮面を被ったメル・ギブソンがデカプリオと紹介されていました。

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