ぶら~りネット探訪

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新宿末廣亭に三遊亭白鳥を見に行った

三遊亭白鳥新宿末廣亭の夜席のトリをつとめると云うので23日に新宿末廣亭に行ってみました。 開演の5時ギリギリくらいに末廣亭についたら、椅子席はほぼ満席だったので桟敷席で見ることになりました。 三遊亭白鳥のこの日のネタは『豆腐屋ジョニー』という新作落語でした。サミット椎名町店で繰り広げられる、豆腐一家とチーズファミリーの抗争劇そしてラブロマンス。『ゴッドファーザー』と『ロミオとジュリエット』と『柳生一族の陰謀』たしたような噺でした。『ゴッドファーザー』と『柳生一族の陰謀』については枕で白鳥自身が言及していました。 スケールが大きいような噺のようですが、擬人化された豆腐とチーズがスーパーの中で売り場を巡って争う噺なので、いつもの白鳥の新作落語とそれほど違いはありません。出てくるキャラクターの面白さがこの噺の肝ですね。チーズファミリーのドン(モッツァレッラだったっけ?) やマロニーといったキャラが笑えました。マロニーの公家は『柳生一族の陰謀』の成田三樹夫をイメージしたらしいのですが、私にはおじゃる丸のように思えました。 林家ペーを初めて生で見ることができました。ギター漫談ですが、ギターはたまにしか弾きません。しかもチューニングがあきらかに狂っていました。とにかく勢いは凄くて、何だか分からないけど笑ってしまったのですが、記憶にはほとんどなにも残っていません。私の師匠は面白い方の林家三平というのと、やたらに一流芸能人と言っていたのだけ覚えています。そう言えばカラオケで1曲歌っていました。 橘家文左衛門も初めて見ました。『千早振る』を演っていました。この後に三遊亭歌武蔵が上がり、『相撲部屋外伝』を演っていたました。素晴らしい繋ぎですね。『千早振る』というネタも好きなんですが文左衛門もなかなか面白い落語家でした。また見てみたくなりました。 歌武蔵の『相撲部屋外伝』は1月の『落語教育委員会』の枕で話していた内容とちょっと重複している部分がありました。落語芸術協会を野球で言えばパ・リーグと言ったところで、「そんなに強くない」という声が客席からするというハプニングがあり、歌武蔵は冷静に「お客さんは黙っててください」と返していました。 三遊亭ぬう生のホストをモチーフにした新作落語や三遊亭歌之介の漫談、林家正楽紙切りもあり、かなり私好みのラインナップで非常に楽しめました。誰かの代演で6代目柳家小さんも見ることもでたのですが、小さんが何のネタを演っていたのかが思い出せません。
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