ぶら~りネット探訪

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『カリフォルニア・ドールズ』を見た

ロバート・アルドリッチ監督の『カリフォルニア・ドールズ』を見ました。 この映画は渋谷のシアターNのクロージング作品として上映されました。シアターNは12月2日をもって閉館しました。 女子プロレスのタッグチーム、カリフォルニア・ドールズとそのマネージャのロードムービー。3人はドサ回りを続けながら、チャンスを掴んでゆくというお話。マネージャ役は『刑事コロンボ』でお馴染みのピーター・フォーク。1982年に日本で公開されています。音楽の権利関係で日本ではDVD化されていません。 私の田舎では『ロッキー3』2本立てだったので私はこの映画を公開当時見ています。そう言えば、『ロッキー3』にはハルク・ホーガンが出ていました。 最後はタイトルマッチに勝つという筋書きと、日本の女子プロレスのタッグチームがカリフォルニア・ドールズと対戦するシーンがあることぐらいしか覚えていいませんでした。 30年ぶりに見た『カリフォルニア・ドールズ』は途中で睡魔に負けてしまうことがありましたが、面白かったです。カリフォルニア・ドールズと対戦していた日本人の女子プロレスラーの1人はミミ萩原でした。カリフォルニア・ドールズは日本人チームに回転エビ固めで負けてしまうのですが、この敗戦がクライマックスの伏線になっていました。 ピーター・フォークのインチキマネージャぶりが凄く良かったです。常に車にはバットがあり、自販機はもちろん人もバットで殴っていました。タイトルマッチの前に観客をカリフォルニア・ドールズに味方につけるような仕込みをするシーンも良かったですね。 クライマックスのタイトルマッチは30分一本勝負でしたが、これが60分一本勝負に感じられるくらい長く感じられました。長く感じても常にリング上の4人とリング下のピーター・フォーク、そして観客達まではめまぐるしく動きまわり飽きることはありませんでした。 シアターNで映画を見るようになったのはつい2~3年くらいからでした。シアターNで見た映画はみな強烈な映画ばかりでした。シアターNで見たのは『ロボゲイシャ』、『レバノン』、『スーパー!』、『メタル・ヘッド』、『ホーボー・ウィズ・ショットガン』、『ベルフラワー』ですね。 シアターNは洋邦問わず、B級アクション映画、ホラー映画がメインのミニシアターでした。ドキュメンタリーなどもけっこう上映していた記憶がありますが私は全く見ていません。『タマフル』でお馴染みの三宅隆太の関係しているホラー映画も上映していた記憶があります。 『レバノン』、『ホーボー・ウィズ・ショットガン』、『ベルフラワー』は町山智浩が紹介していました。 シアターNの椅子は私にとっては非常に座り心地の良い椅子でした。全く背中や腰が痛くなることはありませんでした。しかし、その為か睡魔に負けてしまうことが何度かありました。逆に渋谷TOEIの椅子は1時間くらいで背中が痛くなってきて、つまらない映画でも全く眠ることができません。 『カリフォルニア・ドールズ』は12月1日の映画の日に見たためか、ほぼ満席でした。シアターNであんなに客が入ったのを見たのは初めてでした。その次に入っていたのは『スーパー!』でその次が『メタル・ヘッド』で客席が半分くらい埋まるくらいでした。『ロボゲイシャ』と『レバノン』は20人くらいで、『ホーボー・ウィズ・ショットガン』と『ベルフラワー』は10人いなかったような気がします。 All the Marbles [VHS]
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