ぶら~りネット探訪

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第146回 天皇賞(秋)を見に行った

東京競馬場で行われた第146回 天皇賞(秋)を見に行てきました。今年は天皇皇后両陛下が近代競馬150周年記念事業として開催される東日本伝統馬事芸能及び第146回天皇賞競走を御覧のため、東京競馬場行幸啓になられました。 天皇賞の前に東日本大震災からの復興を祈念し、相馬野馬追およびチャグチャグ馬コの行進が披露されました。相馬野馬追とチャグチャグ馬コの姿の後にターフビジョンに日の丸が映し出されたとき、去年の皐月賞では震災直後だったので日の丸が半旗だったことを思い出しました。 レースは予想通りシルポートが逃げ、カレンブラックヒルが2番手で追う展開でした。私の本命のルーラーシップは後方待機、単勝を買っていたナカヤマナイトルーラーシップのちょっと前という位置。こんな後で間に合うかと思っていたらシルポートの1000メートル通過が57秒3というハイペース。このペースならシルポートは潰れると思っていましたが、直線向いても意外と粘っていたのには驚きました。 シルポートが止まって、カレンブラックヒルも一杯になった後にフェノーメノが先頭に立ち、200を切ったあたりで最内からエイシンフラッシュが追い込んでフェノーメノを捉えて1着でゴール。ルーラーシップは外から追い込んでなんとか3着を確保。カレンブラックヒルは5着、ナカヤマナイトは9着でした。 エイシンフラッシュミルコ・デムーロが騎乗していて、天皇皇后両陛下の前では下馬し、跪いて挨拶をしていました。 天覧競馬ということで、馬の名前、ジョッキーやオーナーなどから予想してみたりもしました。やはり日本人ジョッキーの馬じゃないかとか、ルーラーシップの名前の意味が「支配者の位、統治者の支配権」ということや、ナカヤマナイトの「騎士」、騎手会長の武豊、相談役の柴田善臣などなど考えてみましたが外れてしまいました。 エイシンフラッシュはダービー馬で父がキングスベストという名前だったのも頭には入っていましたが、ダービー以来勝ち鞍がなかったので切ってしましいました。ダービー以来の勝ち鞍が天覧競馬の天皇賞というのも劇的ですね。去年の春の天皇賞で2着に来たり、去年の有馬記念オルフェーヴルの半馬身差まで迫っていたことを考えると納得なんですが。今回の天皇賞は1分57秒3という勝ち時計で、レースの上がりが36秒6という展開もエイシンフラッシュに味方した気がします。エイシンフラッシュ自身の上がりは33秒1でした。 ミルコ・デムーロというのも良かったですね。今回、東京競馬場に行って東日本大震災直後のことを思い出したのですが、ドバイのワールドカップヴィクトワールピサを勝利に導いたのもミルコ・デムーロでした。 1番人気で2着のフェノーメノは正攻法でこの結果なので実力もあり立派だと思います。でも、3歳なので当然ですが完成途上の馬ですね。エイシンフラッシュのあの大駆けにあっては仕方ないですね。菊花賞でなく天皇賞を選択したのも間違いはなかったと思います。距離が伸びるジャパンカップ有馬記念でも楽しみですね。GⅠで2着2回というのがステイゴールドの子らしですね。あとに2~3回はGⅠで2着になりそうな気もする。 ルーラーシップも実にジリジリする馬ですね。今日は雨も降ったりしたのに馬場が悪化することがなかったのも運がなかった気もします。レースの前に過去の秋の天皇賞の回顧でルーラーシップの母であるエアグルーヴが勝ったビデオも流れていました。ちなみに半姉であるアドマイヤグルーヴが10月15日に亡くなっています。オルフェーヴルが出てこなければジャパンカップも勝ち負けになると思います。 トゥザグローリーは18着でした。トゥザグローリー有馬記念での3年連続3着を狙って欲しいので、もう少しがんばって欲しかったですね。寒くなって、調子が戻ってくるのに期待します。ルーラーシップトゥザグローリーが母が名牝なのに、自身はジリ脚でイマイチというキャラが似ていますね。ルーラーシップは香港でGⅠは勝っていますが。
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