中山競馬場で行われた第72回 皐月賞は4番人気、 内田博幸騎手騎乗のゴールドシップが優勝しました。2着は2番人気ワールドエース、1番人気の グランデッツァは5着でした。
共同通信杯から皐月賞に直行した馬で皐月賞を勝った馬が最近全くいなかったので、ゴールドシップ絡みの馬券は全く買っていませんでした。良くても3着かと思っていたら、荒れた内側の馬場を突いて直線で一気に突き抜けて、2着のワールドエースに2馬身2分の1も差をつけるという快勝、驚きました。ちなみに私の本命はグランデッツァでした。
ゴールドシップは父ステイゴールド、母の父メジロマックイーンというオルフェーヴルと同じステマ配合です。2年連続で同じ配合で勝ち馬が誕生するのは本当に驚きました。ちなみにステイゴールドもメジロマックイーンも皐月賞には出走していません。2頭ともクラッシックに出走できたのは菊花賞だけ。メジロマックイーンは優勝、ステイゴールドは8着。
今回の皐月賞2着のワールドエースはオルフェーヴルと同じ池江泰寿厩舎の所属です。池江泰寿調教師はどんな気分なんでしょうか？
ワールドエースはスタート直後に前の馬に接触して躓き、あわや落馬という状態からよく追い込んできたと思います。4コーナーから直線にかけてのコース取りの差がそのまま着差に繋がった形ですね。ワールドエースも正直ここまで強いとは思っていませんでしたが、馬場が良ければダービーでも勝ち負けだと思います。
グランデッツァは直線、大外を追い込んで5着。ディープブリランテとコスモオオゾラを交わすことも出来ませんでした。道中は中段くらいに付けるのかと思ったら、後方のワールドエースとゴールドシップの前という位置取りでした。この馬は距離の延びて良さそうな走りでも血統でもないような気がします。
ステマ配合も凄いですが、相変わらずディープインパクト産駒も強いですね。出走馬18頭中5頭がディープインパクト産駒で2着、3着がディープインパクト産駒。ディープインパクト産駒はトライアルレースで何気に3着で出走権を取っているのが凄いですね。
3月以降のレースに出走せず皐月賞勝った馬はさらぎ賞から直行した1990年のハクタイセイがいます。皐月賞を勝ったときは南井克巳が騎乗していましたが、きさらぎ賞を勝ったときにハクタイセイに騎乗していたのは現在、ゴールドシップを管理する須貝尚介調教師。そして、ハクタイセイもゴールドシップも芦毛。この事は知っていましたがゴールドシップは買いませんでした。ちなみにハクタイセイはダービーでは5着でした。
