ぶら~りネット探訪

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マイケル・ジャクソンさんの『Behind the Mask』を聞いた

マイケル・ジャクソンさんの9年ぶりとなるアルバム『MICHAEL』が発売れました。 Amazonの商品説明を読んでみたらこのアルバムはオリジナル・アルバムという位置づけらしいようです。 私は特に熱心なマイケル・ジャクソンさんのファンではないのですがこのアルバムには『Behind the Mask』が入っているというニュースを耳にしたので注目していました。 『Behind the Mask』という曲はYMOの『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』というアルバムに収録されている曲で、マイケル・ジャクソンさんが『スリラー』でカバーし収録される予定だったそうです。しかし、権利や金銭面の折り合いがつかずお蔵入りとなっていたのが今回、陽の目を見る形になったというわけです。 私は『Behind the Mask』以外の曲は全く興味がないので、アメリカのiTunesで『Behind the Mask』だけを購入しました。 ライブの歓声にケニー・Gみたいなサックスから始まるイントロはとっても意外な感じです。リズムというかドラムの感じは『スリラー』の頃ではなく、少なくても「パン、茶、宿直」よりも後の時代のものに感じられます。お馴染みのシンセのリフはオリジナルのものに近い感じですね。ベースはシンセベースではないですね。非常によく動くベースでこれはありですね。ボコーダーのコーラスがオリジナルに凄く似ているように聞こえるんですが、もしかしてサンプリングなんでしょうか? ボーカルは当たり前ですが、マイケル・ジャクソンさんです。オリジナルになかった歌メロと歌詞はマイケル・ジャクソンさんが加えたもので、このバージョンはエリック・クラプトン坂本龍一(ボーカルはバナード・ファーラー)が録音したものを聞いたことがあります。こうして、マイケル・ジャクソンさんが歌う『Behind the Mask』を聞くことができる日が来るとは思ってもみませんでした。2コーラス目の歌詞がエリック・クラプトン坂本龍一のバージョンと違うような気もします。 実際に聞いてみれば分かると思いますが、どうも今回の『Behind the Mask』は『スリラー』の制作当時の音源ではなく、今回のリリースにあたってマイケル・ジャクソンさんのボーカル以外は手が加えられているようです。よく言えばビートルズの『Free as a Bird』みたいなものと言えると思います。 個人的には『スリラー』の制作当時の音源をそのまま出して欲しかったですね。その方が歴史的な価値はあると思います。今回のバージョンはどこまで制作当時のものなのかがはっきりとしないのが非常に残念です。 時代とともにどんどん変化していったマイケル・ジャクソンさんの顔と後から色々と手を加えてオリジナルの状態が分からなくなったこの『Behind the Mask』が似ていると言えば似ているようなう気もします。 MICHAEL
MICHAEL