ぶら~りネット探訪

音楽、競馬、映画などについて非常にテキトーにダラダラと綴っていくブログでございますですよ。

前田日明、国民新党からも出馬断念

産経ニュースによりますと、元総合格闘家前田日明(あきら)氏(51)は27日、都内で国民新党亀井静香代表と会談し、自ら打診していた夏の参院選の同党公認での立候補について、「少年を対象とした格闘技大会の運営に専念したい」として断念する意向を伝えたそうな。 一方、日刊スポーツでは、国民新党は21日、夏の参院選東京選挙区(改選数5)の公認候補として団体理事、江木さおり氏(56)を内定したと発表した。 亀井静香代表は元格闘家前田日明氏の擁立を検討していたが、「前田氏からの接触がなくなった」(関係者)として見送ったと報じています。 「あぁ、やっぱり」といった感じですね。前田日明民主党からの出馬を断念したときに週刊文春のインタビューに答えていて、出馬断念した理由は民主党の不誠実な対応みたいなことを語っていました。しかし、私にはどうも選挙資金を民主党が持つのか、前田側が出すのかという問題のように感じられました。今回の国民新党からの出馬断念も金の問題のような気がします。 また、4月19日に前田はサンスポのインタビューに答えています。このインタビューもなかなか面白いものになっています。 民主党の石井選対委員長に対しては「『済まなかった』という詫びもなく、『下っ端に騙されたヤツが悪いんだ』みたいに言っているようですね。バカなジジイのところでやるつもりはないですよ」と言っています。 また、亀井静香に対しては、「中小企業救済のために借金の返済を先延ばしにし、郵政の派遣社員の雇用促進を訴えるなど、血の通った政策をしていると実感します。外国人参政権の問題も反対しており共感できる。血の通った政治家は亀井静香氏しかいないと思います」と言っています。プロレス的なわかり易さで亀井静香をベタ褒めしているのが微笑ましいですね。 「亀井さんとの話で(国民新党から)出ないときは、今回の政界進出は一切無くなります」と語っているため、今年の参院選については恐らく出馬はもう無いものと思われます。非常に残念ですね。立ち上がれ日本やみんなの党や舛添新党からの出馬も検討してもらたいですね。 国政で目指すものはという質問に対しては、「特別会計にメスを入れます。いまの政治は全て八百長です」と言っています。元プロレスラーが安易に「八百長」という言葉を使っているのが衝撃的でね。 TBSラジオの『Dig』という番組で先週、タレント候補をテーマで番組をやっていました。その中で参院選に2度出馬した女子プロレスラー堀田祐美子がインタビューに答えていて、プロレスと選挙運動は似ているところがあると語っていました。なぜ、出馬したかについては、当時、女子プロの人気が低迷していて、会社(全女)からの要請だったとも語っていました。 ちょっと記憶が曖昧なのですがTBSラジオの『Dig』だったかで、誰かが今の政界の新党ブームは90年代にインディー団体が乱立したプロレス界に似ていると言っていました。確かに離合集散を繰り返す日本の政界とプロレスは何だか似ていますね。勝手に出て行った人が、いつの間にか元に戻っていたり、反目しあっていた同士が突然手を組んだり。やっぱり、政治とプロレスは何だか似ていますね。 今回の前田の選挙についての騒動も非常にプロレス的で面白かったですね。欲を言えば、選挙直前くらいまでゴタゴタして欲しかったですね。どうせなら、前田は来年の都知事選でも目指してもらいたいです。