ぶら~りネット探訪

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ジェロの『カバーズ2』を聞いた

ジェロのカーバアルバムの第2弾『カバーズ2』を聞いてみました。私が知っている曲は8曲中4曲でした。最初に聞いたときは全体的に地味な感じに聞こえました。 2曲目の岩崎宏美の『思春期』は世間的には名曲になると思うのですが、メロディーも歌詞もネチっこいと言うか湿度か高めという感じ私はどうも好きではありませんでした。たしか、森山直太朗もこの曲をカバーしていたと思います。ジェロの歌声はカラッとした感じなので僅かですが、全体的な湿度が下がったような感じになっているような気がします。 このアルバムの目玉は『愛人』(オリジナルはテレサ・テン)だと私は勝手に思っています。初めて聞いたときにイントロからAメロ、Bメロのシンセのリフが何処かで聞いた感じしました。安全地帯の『ワインレッドの心』と思ったりしたのですが、これはポリスの『Wrapped Around Your Finger』ですね。サビのストリングスはオリジナルのアレンジに割と忠実なので、サビに入ると別の曲になったような感じがします。ポリスとテレサ・テンとジェロの突拍子も無い融合です。この曲を聞くとジェロが蝋燭がたくさん並んでいる中をフワフワと踊りながら歌っている姿が目に浮かびます。 『カバーズ』ではは五木ひろしの『夜空』にドゥービー・ブラザーズの『Long Train Running'』みたいなギターのカッティングが入っていました。ジェロのスタッフは侮れません。オリジナルアルバムの『約束』ではこういった遊びはありませんでした。次回も期待して待っています。 『羅生門』は坂本冬美の曲だそうです。聞いている方も力がこもる感じの曲でなかなかいい曲です。オリジナルの坂本冬美のバージョンも聞いてみたくなりました。ジェロは好きな歌手として坂本冬美の名前を挙げていました。確かジェロが素人のときにNHKののど自慢に出場したときに歌ったのは坂本冬美の『夜桜お七』だったと思います。いつか『夜桜お七』を録音してもらいたいですな。 ボーナストラックの『はじめての街で』もいいですね。オリジナルは西田佐知子(関口宏の奥さん)で菊正宗のCMの曲です。ジャジーでちょっと小粋なアレンジにジェロの声がのると、雰囲気が微妙に変わります。西田佐知子のバージョンで酒を呑む場合、肴は焼き物系、煮物系が合いなのに対して、ジェロは刺身などのサッパリした肴があいそうな気がします。 余談ですが、私はこの曲を聞く『鶴光の噂のゴールデンアワー』を思い出します。 カバーズ2
カバーズ2