ぶら~りネット探訪

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第34回 エリザベス女王杯はクィーンスプマンテが優勝

京都競馬場で行われた競馬の第34回 エリザベス女王杯田中博康騎手が騎乗したクィーンスプマンテが優勝したそうな。詳しい成績と払い戻しはこちら

私はこのレースは生で見ていません。馬券も買っていませんが、結果を見たらブエナビスタが負けていたのでJRAのサイトで動画を見てみました。驚きました!そして笑いました。色々な意味で凄いレースですね。クィーンスプマンテという馬も田中博康騎手もこのレースで初めて知りました。

私は10年以上競馬を見てきましたが、GⅠレースで逃げた2頭がそのまま1、2着になったレースは初めて見ました。条件戦ではたまにありますが、重賞それも、GⅠレースでは普通ありえないレースですね。しかも1、2着は人気薄。

マヤノトップガンが勝った第40回の有馬記念に近いかと思ったのですが、マヤノトップは2番手以下を引きつけたかたちのため逃げで、2着のタイキブリザードも道中は3番手なので今回のエリザベス女王杯とは似ていませんね。今回のエリザベス女王杯は2着のテイエムプリキュアも3番手以下を大きく引き離して逃げていましたからね。

このレースは配当も凄い事になっていて、3連複、3連単はもちろん万馬券馬連万馬券、そしてワイドの7-11も万馬券

馬券も凄いのですが、レースのタイムも凄いことになっています。2分13秒6という時計は過去10年でも遅い方のようです。過去10年で良馬場の2分13秒台の決着は今回を除くと2回だけのようです。レースレコードは第26回のトゥザヴィクトリーの2分11秒2。

本当に凄いのは上位2頭の上がり3ハロンのタイムと3着のブエナビスタのタイムです。勝ったクィーンスプマンテは36秒8、2着のテイエムプリキュアが36秒9、3着のブエナビスタが32秒9。上位2頭の上がりとブエナビスタの上がりが約4秒も違うというのが凄まじいですね。映像をみるとゴール板を過ぎてからすぐにブエナビスタテイエムプリキュアクィーンスプマンテも差し切っていました。ゴール板を過ぎてから差し切ってもしょうがないですけど。上位2頭のレース運びにまんままと騙されたという感じですね。

勝利ジョッキーインタビューで戸惑いの表情を見せる田中博康騎手もなかなかいい感じでした。デビュー4年目で、11月9日の時点で92勝、重賞はこれが2勝目だそうです。なんだかメジロパーマー山田泰誠を思い出しました。

テイエムプリキュアもがんばりますね。アニメや童話にまつまる馬名の馬は早熟で、活躍できても2歳や3歳の早い時期までというジンクスがあったりするのですが、この馬は古馬になっても意外なところでがんばりますね。