ぶら~りネット探訪

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『LONDONYMO-YELLOW MAGIC ORCHESTRA 』を聞いた

2008年6月15日にロンドンで行われたYMOのライブを収録したCD、『LONDONYMO -YELLOW MAGIC ORCHESTRA LIVE IN LONDON 15/6 08-』を聞いてみました。しかし長いタイトルですね。ちなみにこのCDはエイベックスから発売されています。YMOとエイベックスってちょっと違和感がありますが、SKETCH SHOWや細野さんのトリビュート盤もエイベックスでした。 いつの間にかYMOという名前で再結成していたのに驚きました。契約の関係でYMOという名前は使えないという話を聞いたような記憶があります。それでHuman Audio SpongeHASYMOと名乗っていたような気がするのですが。まぁ、あの三人がやっていれば名前なんか関係ないんですけどね。今年の夏は日本でもライブをやっていたようですね。 いきなり『以心電信』で始まるのに驚きましたね。昔の曲をやるのにはあまり抵抗がなくなったようですね。『ONGAKU』、『RIOT IN LAGO』、そして最後は『CUE』までやっています。また、坂本龍一の『TIBETAN DANCE』や細野さん『SPORTSMEN』もやっていたりします。『RYDEEN 79/07』もやっていました。 80年代のいわゆる「テクノポップ」的なサウンドとは全く違った感じになっています。落ち着いた感じと言うか枯れた味わいのあるサウンドになっています。リズムもゆったりとした感じでキョーレツナリズムといった感じの曲はありません。「枯れ専テクノ」と言った感じですね。 サポートミュージシャンとして高田渡の息子の高田漣がペダルスチールギターで参加しているのがとても不思議です。どれが高田漣がペダルスチールギター分かりません。ペダルスチールギターはハワイアンのバンドで使っている大正琴みたいな楽器だと思うのですが、音色がよく分かりません。 ちなみに高田渡は伝説のフォークシンガーで『自衛隊に入ろう』を歌っていた人です。大杉漣の芸名の由来が高田漣というのは割と有名な話ですね。 『FLY ME TO THE RIVER』では細野さんラップ?が非常に印象的です。どうせならSKETCH SHOWでやっていた『GOKIGEN IKAGA 1・2・3 』もやって欲しかったですね。新しめの曲では『RESCUE』、『TOKYO TOWN PAGES』という曲もいいですね。 しかし、こんなかたちでYMOが復活するとは想像もしていませんでした。昔の曲を避けたり、逆に昔の曲ばかりをやるわけでもなく、現在の三人の状態がよく現れたライブ音源だと思います。 サディスティック・ミカ・バンドYMOの再結成ってなんだか連動しているような気がします。桐島かれんのボーカルでサディスティック・ミカ・バンドが再結成したのが89年でYMOの再生が93年。2006年に木村カエラサディスティック・ミカ・バンドが再々結成。キリンラガービールのCMに出演。そして2007年にYMOも再々結成し、キリンラガービールのCMに出演。この2つのバンドはなんだか高橋幸宏の都合で再結成を繰り返しているように感じます。 LONDONYMO-YELLOW MAGIC ORCHESTRA LIVE IN LONDON 15/6 08-
LONDONYMO-YELLOW MAGIC ORCHESTRA LIVE IN LONDON 15/6 08-