ぶら~りネット探訪

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坂本龍一の『BEHIND THE MASK(+3)』を聞く

坂本龍一の『BEHIND THE MASK(+3)』を聞いてみました。このCDは1987年の坂本龍一の「NEO GEOツアー」からの音源と、その当時のシングルでリリースされた曲の別バージョンなどを集めた企画盤のミニアルバムです。

BEHIND THE MASK』と『Risky』、『Field Work』が「NEO GEOツアー」の音源ですが、純粋なライブ音源ではなく、当時のツアーメンバーで行ったスタジオでのライブの音源のようです。

BEHIND THE MASK』はYMOの2枚目のアルバム『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』に入っていた曲で坂本龍一の作曲。YMOの海外ツアーの時には一番うけた曲と言われた曲で、一番ロックぽいと言われていた曲だそうです。

BEHIND THE MASK』はマイケル・ジャクソンさんがカバーしょうとしていた曲です。このバージョンではマイケル・ジャクソンさんが加えたメロディと歌詞が歌われています。このバージョンで歌っているのはバーナード・ファウラー。

このバージョンではイントロでハードなギターであのシンセのリフが演奏されます、黒人のギタリストが弾いていた記憶があります。パール兄弟窪田晴男もギターを弾いています。YMOのオリジナルとは全く違うアレンジでテクノポップと言うよりもロックな感じになっています。ギターが二人もいるというのも不思議な感じですね。

この時期の坂本龍一はPILの『Album』(プロデュースはビル・ラズウェル)に参加したことからロックやファンクの影響を強く受けていた時期で『未来派野郎』や『NEO GEO』をリリースしています。私はこの時期が一番好きですね。

余談ですが、競走馬でビハインドザマスクという名前の馬がいました。主な勝ち鞍は京都牝馬ステークスでGⅠは勝てませんでした。

『Risky』アルバムバージョンでのボーカルはイギー・ポップ、『Field Work』のボーカルはトーマス・ドルビーでした。トーマス・ドルビーはすっかりいなくなってしまいましたね。

「NEO GEOツアー」はNHKのテレビで放送されていました。『BEHIND THE MASK』はアンコールの1曲目で、『ONGAKU/音楽』が最後の曲だった気がします。

『Steppin' Into Asia(TV Track)』のTV Trackというのは確か『夜のヒットスタジオ』に出演したときの音源だったと思います。タイ語のラップみたいなものがフィーチャーされています。このタイ語のラップみたいなものをやっている人はNHK-FM坂本龍一の『サウンド・ストリート』のデモテープコーナーにデモテープを送ってきた人だった気がします。ちなみにデモテープコーナーにはテイ・トウワ槇原敬之もテープを送っていました。

最後の曲はNHK-FM火曜日、坂本龍一の『サウンド・ストリート』のテーマ曲だった『両眼微笑』です。『両眼微笑』は2代目のテーマ曲で初代のテーマは『フォト・ムジーク』。『フォト・ムジーク』の音源はどうすれば手に入るのでしょうか?

BEHIND THE MASK(+3)
BEHIND THE MASK(+3)