ぶら~りネット探訪

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レス・ポール氏亡くなる

ちよっと前のニュースになるのですが、8月13日にギタリストで、エレキギターギブソン社の「レスポール」の開発者としても知られるレス・ポール氏がニューヨーク州の病院で肺炎のため亡くなったそうな。94歳だったそうな。 レス・ポール氏は13歳で演奏を始め、ギタリストとして活躍する一方、1930年代後半から独自のギター作りに取り組んだそうです。従来の木製ボディーを通した音の響きに納得せず、弦の振動がそのまま増幅される構造にこだわったそうです。 ギブソンの「レスポール」と言えばハードロックのイメージが非常に強いですね。レッド・ツェッペリンのジミー・ページとかエアロ・スミスのジョー・ペリーとか元ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュとか。 ロックで最初に「レスポール」を使い始めたのはエリック・クラプトンだそうです。クラプトンが「レスポール」とマーシャルアンプを組み合わせたことで、「レスポール」の評価につながり、ハードロックが始まりだそうです。最近のエリック・クラプトンが「レスポール」を使っているのは見たことはありません。クラプトンが「レスポール」を使っていたのはブルースブレイカーズやクリーム時代。ジェフ・ベックも昔は「レスポール」を使っていたようですね。私は「レスポール」持ったことはないのですが、かなり重いそうです。清志郎も歌っていました。 「レスポール」と言うと、どうしてもハードロックのイメージが強いのですが、レゲエのボブ・マーレー、パンクのセックス・ピストルズのスティーヴ・ジョーンズも「レスポール」を使っていました。グラムロックマーク・ボラン、ミック・ロンソンも、ちょっと意外なELOのジェフ・リンも「レスポール」を使っていました。ポール・マッカートニーが左利き用の「レスポール」を使っているのを見たことがあります。 日本人で「レスポール」というと鮎川誠か松本孝弘でしょうか。アニメ「けいおん!」の平沢唯が使っているギターも「レスポール」ですね。 ギタリストとしてのレス・ポール氏の姿はYou Tubeなどでも見ることができます。ギタリストしての腕もかなりなものがありますが、歪んでいない音で演奏される「レスポール」にも驚きました。グラミー賞を5度も受賞しているそうです。 レス・ポール氏はギターの開発だけでなく、多重録音の機器の開発も行っていて、1952年、「レスポール」が発売された同じ年に世界初の8トラックテープレコーダーをアンペッス社から発売しているそうです。 色々と凄い人物のレス・ポール氏ですが、90歳を過ぎてもニューヨークのクラブで演奏を続けていたそうです。94歳という年齢からすると大往生と言えますね。しかし、今年は有名人の訃報が続きますね。 謹んでご冥福をお祈りします。