ぶら~りネット探訪

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Perfumeの『⊿ 』を聞いた

Perfumeの3枚目アルバム『⊿(トライアングル) 』を聞いてみました。 1曲目の「Take off」カウントダウンの声が入っていたり、演奏時間が49秒だったりすることからアルバムのプロローグという感じに聞こえます。しかし最近のJ-POPのアルバムはシングルの寄せ集めで、トータルアルバム、コンセプトアルバムみたいなものは少ないようですね。『⊿ 』もそんなアルバムの1つのようです。 「edge (⊿-mix)」や「NIGHT FLIGHT」みたいな曲が私は好きです。「NIGHT FLIGHT」では生ぽいスラップベースが入っているところがいいですね。YMOの「テクノポリス」を思い出します。「love the world」はシンセのリフと「キャラにもない」という歌詞が素敵です。 プロデュサーの中田ヤスタカは色々な可能性を試しているようで、「I still love U」は宇多丸さんが好きそうな「エイティーズ感覚」溢れる曲になっています。なんだかWinkが歌いそうな曲 にも思えたりします。「You」を「U」と書くのはプリンスみたいですね。「to」を「2」、「for」は「4」なんて書いていました。これもある意味、「エイティーズ感覚」なのでしょうか。 「願い」はスローなテンポでストリングスが入っていたりします。この曲はこのアルバムで唯一の日本語のタイトルの曲ですね。私は西郷輝彦の『江戸を斬る』のエンディングテーマを思い出しました。あれは「ねがい」でしたが。 私はDVD付きの初回限定版を買ってみました。DVDには「I still love U」のPV、代々木第一体育館での「edge」や「NIGHT FLIGHT」、あとはテレビCMの映像が入っています。正直、ちょっと物足りない感じですね。あと2曲くらいライブの映像が入っていればモア・ベターかと思います。 代々木第一体育館でのライブはステージの上にはPerfumeの3人しかいません。バンドもDJもダンサーもいません。セットや照明は凝っているように見えるのですが、ステージの上に3人だけというのはちょっと寂しい気がするのは私だけ?どうせならマネキンや人形でも置いてみたらと思ったりもします。 「トライアングル」と言うと松田優作がCMをやっていた焼酎(「焼酎貴族トライアングル」)やキャンディーズの妹分として結成されたアイドルグループを思い出します。レコードデビュー前はキャンディーズJrと名乗っていました。 「ミュージックマガジン」の8月号では再び「パフューム現象は続く」という特集が組まれていました。夏から秋にかけてはライブだそうですが、果たしてPerfumeの勢いはどこまで続くのでしょうか。 トライアングル(初回限定盤)
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