ぶら~りネット探訪

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阿曽山大噴火の『被告人、もう一歩前へ。』を読んだ

さすらいの裁判傍聴人、大川興業阿曽山大噴火の『被告人、もう一歩前へ。』を読んでみました。 この本はWeb版の『裁判Showに行こう』をまとめた本です。タイトル的には『被告人、一歩前へ。』の続編みたいになっています。次の傍聴記のタイトルはどうなるのでしょうか?今回は『インディーズ司法記者の裁判傍聴記07~09』というサブタイトルも付いています。「インディーズ司法記者」という言い方はなんだか大川総裁の「インディーズ候補(泡沫候補)」に似ているような気もします。 阿曽山大噴火の本や『コラムの花道』のおかげで、私も裁判傍聴に興味を持ち、実際に東京地裁などで裁判を見に行ったりしています。東京地裁では何度も阿曽山大噴火の姿を見かけたり、同じ裁判を傍聴したこともあります。さすがに10年以上も裁判を見続けている阿曽山大噴火は冒頭陳述を聞いただけで、ネタになるかどうかを判断できるようで、余りネタにならないと思われる裁判はかなり早い段階で席を立つことが多いようです。裁判の谷間の空き時間にはDSをやっていたりします。 特別付録として全国の地方検察庁が作成した「裁判員広報キャラクター」を集めたものがあったそうなのですが、最高検からNGが出て掲載できなかったそうです。おそらく「サイバンインコ」みたいな「ゆるキャラ」だらけだと思うのですが、ちょっと残念ですね。 この本で取り上げている裁判については事件当時の新聞記事も掲載されているのですが、被告人の名前は伏せられています。しかし、「法廷で新作発表の先走り感こそ、すってんころりん」はどう読んでも岡村靖幸のことですね。私はこの記事をリアルタイムで『裁判Showに行こう』で読んでこのブログのネタにもしました。 「日本は滅びる」と説教した強盗については容疑者の逮捕時にこのブログでネタにしていました。傍聴記を読むと説教強盗の部分よりも、この被告人のピッキング技術の凄さに驚きました。オートロックの鍵の欠陥についての被告人の発言が強烈です。鍵のメーカーはこの事件以降、対策を講じているのでしょうか?かなり心配です。 阿曽山大噴火の傍聴記は殺人などのハードな事件の裁判の傍聴記はあまりなく、窃盗や住居侵入などが多く、被告人がなんとも間抜けな感じの人や頭のネジが1本抜けたような感じの人が多いところが好きです。今年の5月から始まった裁判員制度についても言及している部分もありますが、阿曽山大噴火のレポートする裁判は裁判員制度が適用される裁判はあまりないのではないかと思います。 余談ですが。表紙のスバンキングのイラストもなかなか素敵です。鞭を持っている男が被っている帽子がいいですね。 被告人、もう一歩前へ。
被告人、もう一歩前へ。