ぶら~りネット探訪

音楽、競馬、映画などについて非常にテキトーにダラダラと綴っていくブログでございますですよ。

ガンズ・アンド・ローゼズの「Chinese Democracy」を聞いた

ガンズ・アンド・ローゼズの17年ぶりの新譜「Chinese Democracy」を聞いてみました。 私はGN'Rのファンといわけではなく、今までお金を払ってGN'RのCDを買ったこともなかったのですが、「Chinese Democracy」は思わず買ってしまいました。あえて「出る出る詐欺」にひかかってみました。17年間の空白はさすがに長いですね。ちなみにスティーリー・ダンは「Gaucho」から「Two Against Nature 」までの間が20年あります。でもドナルド・フェイゲンはこの間に2枚ソロアルバムを出していたりします。そういえばウォルター・ベッカーのソロアルバムが今年出ていたのをさっき知りました。オリジナルアルバムのリリースに時間がかかるバンドしとてはボストンも有名ですね。ボストンは約8年間隔でアルバムをリリースしてるみたいです。 「Chinese Democracy」というアルバムタイトルはかなり前から決まっていましたが、リリースされるというニュースが何度も流れていて、北京オリンピックの前も確かそんな話がありました。10月の終わりか11月の初めもニュースになっていましたが、今回もどうせガセネタだろうと思っていたら本当にリリースされたので驚きました。ちなみアメリカでは今年初頭にドクターペッパーが「ガンズが年内に新作を出したら、全米国民にドクターペッパーをおごる」と宣伝していたそうで、今回「仕方がない。おごります」と約束を実行するはめになったそうな。ネットで登録をしてクーポンをプリントアウトし、コンビニなどにクーポンを持っていくとドクターペッパーが只でもらえるとのことです。 さて、音の方はどうかというと、録音自体はかなり前に取り終えていてたような印象があります。最先端のサウンドとかシーンを塗り替えるようなインパクトのある作品ではありません。しかし、アクセル・ローズのあの歌声は健在です。ライブを見た人からアクセルは声が出なくなったとい話を聞いたことがあるのですが、少なくてもCDではあの歌声は健在です。 インダストリアル的なサウンドを取り入れるためギターにパケットヘッドやNINのギターでもあるロビン・フィンクが起用されています。パケットヘッドは結局、GN'Rからは脱退したのですがこのアルバムでは彼のギターは聞くことはできます。ブックレットにも写真も載っています。しかもアクセルの隣のページです。1~3曲はインダストリアル的なサウンドと言えます。2曲目の「Shackler's Revenge」ではTB-303みたいな音がイントロや間奏で聞こえたりするのですが、TB-303の音は今となてっては懐かしさすら感じます。この曲はインダストリアル的ではありますがサビがアクセル節になっているところがいいですね。アクロバテックなギターソロも素敵ですね、このソロはパケットヘッドでしょうか?私はこの曲が一番好きです。「Riad N' The Bedouins」のギターリフやリズムははなんだか「Welcome To The Jungle」を思い出します。 GN'R名義ではありますがオリジナルメンバーがアクセル一人だけになってしまっている点やギタリストだけで4人もいたりすることを考えるとバンドというよりもアクセルのソロプロジェクトと言ったほうがいいかもしれません。CDにはでっかく赤い星が書かれていたりブックレットには毛沢東の顔も見えます。余談ですがGN'Rが登場した時期にはボクシングではマイク・タイソンが全盛期を迎えていたのを記憶してます。後のことですがタイソンは腕に毛沢東のタトゥーを入れていました。 CHINESE DEMOCRACY - GUNS N' ROSES
CHINESE DEMOCRACY - GUNS N' ROSES