ぶら~りネット探訪

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「ダークナイト」を見た

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ダークナイトを見ました。町山智浩高橋ヨシキ、ライムスターの宇多丸が大絶賛、アメリカでも大ヒットということだったので遅ればせながら見てみました。 ヒース・レジャーが演じるジョーカーが魅力的ですね。物語は陰鬱で救いようがないラスト、それでいてアクションや空撮も素晴らしい!上映時間が2時間半を超えているのがちよっとどうかと思いました。それでも2回見ました。しかし、こんな暗くて、救いようがない映画がアメリカでタイタニックの次にヒットしたというのも驚きです。 世界が燃えることや、人間の醜い本心を暴くことに喜びを感じ、そのためなら手段を選ばず、警察やバットマンの2手3手先を読んでいるジョカーの行動力や頭の良さが非常に目立ち、バットマンはただジョーカーに振り回されているだけのように感じました。それにしてもヒース・レジャーが亡くなってしまったのは残念ですね。ヒース・レジャーが出ている他の映画も見てみたくなりました。 高橋ヨシキ宇多丸はジョーカーが警察からパトカーで脱出するシーンが好きだと語っていましたが、私は護送車に乗っているハービー・デントを襲撃するシーンが好きですね。RPG-7を撃ちまくるところがたまりません。RPG-7は後方噴射が激しいのでちゃんとトラックの後ろの扉も開けているところもいいですね。護送車を止めて、「ハービー、ハービー、ハービー・デント」とハービー・デントを探すジョカーもいいですね。 もう一つ好きなシーンは病院の爆破にジョーカーがナースの姿で現れるところです。光の騎士だったハービー・デントをトゥーフェィスに変えてしまうところもいいですが、起爆装置のスイッチを押しても爆破せず、ボタンをガチャガチャやってると突然爆発が起こる、お約束なシーンもいいですね。 私は「バットマンビギンズ」は見ていません。ゴードンを演じているのがゲイリー・オールドマンというのは私にとっては意外なキャスティングでした。ゲイリー・オールドマンと言えば悪役というイメージが強いのですが、正義の味方で警官役というのは意外でした。ゲイリー・オールドマンは以前にシド・ヴィシャスも演じてましたね。 バットマン(ブルース・ウェイン)役のクリスチャン・ベールは「ガン=カタ」の「リベリオン」に出てた人でしたね。「リベリオン」をテレ東の「午後のロードショー」で見たときは「ガン=カタ」の動きに衝撃を受けました。 上映時間が2時間半を超えているのですが、香港のシーンは必要なかったような気がします。香港の町並みがほとんどゴッサムティーと変わらないのもいただけないですね。香港といえばゴチャゴチャした看板が街に溢れているシーンがすぐに思い浮かぶのですが、そんなところは全くありませんでした。バットマンが飛び降りてラウの所に向かうシーンは「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」のオープニングのシーンを思い出しました。バットマンゴッサムティー中の携帯電話を盗聴してジョーカーの居所をつきとめようとするところやは「攻殻S.A.C.」で9課が今来栖の居所をつきとめるために米帝の諜報システムを借りるところに似てましたね。フォックスからの情報をバットマンが受けるところも攻殻みたいな感じでしたね。 私の中ではこの映画は今のところ今年の№1です。まぁ、今年、劇場で見た映画は、ダークナイトスカイ・クロラだけなんですけど。DVDが出たら買いたいですね。