CDジャーナルによりますと、ゲルニカ、ヤプーズ、そしてソロとさまざまなスタイルを取りながら独創的な世界を表現し続ける、孤高のアーティスト・戸川純。ゲルニカから現在に至る、約25年におよぶキャリアを総括したベスト・アルバムのリリースが決定したそうな。しかもレア音源入りボーナス・ディスクを加えたCD3枚組作品として発売されるそうな。タイトルは「TOGAWA LEGEND SELF SELECT BEST&RARE 1980-2008 」で発売は7月9日の予定。
このプログで以前に戸川純のアルバムを何枚か紹介したことがあります。ヤプーズのライブも1回だけ見たことがあります。戸川純はけっこう好きです。このベストアルバムは確か2月か3月に出る予定だったものだと思います。発売元がソニーなのでiTunes Storeでは買えないので買うと思います。しかし、このベストアルバムに収録予定の曲の半分くらいの曲の音源はすでに持っています。
私がこのアルバムで楽しみなのは「ラジャ・マハラジャー」ですね。この曲は「みんなのうた」でかかっていた曲ですが、「トリビアの泉」でガーナのサッカー協会のニャホ・ニャホ＝タマクローが紹介されたときに替え歌に使われた曲として有名ですね。
2ちゃんなどで戸川純の話題が出ると必ず椎名林檎は戸川純をパクったという話になるのですが、言われるほど2人は似てるようには私は感じません。2人ともキャラクターを作り込んではいますが、戸川純の方がサブカルといかアングラの臭いが強く、椎名林檎はあまりそういった臭いは感じません。音楽的には戸川純はニュウェーブ/テクノで椎名林檎はJ-POP。決定的な違いは戸川純は女優でもあるというところですね。しかし、今だに戸川純が天然だと思っている人がいることには驚きます。
