ぶら~りネット探訪

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自殺者が10年連続で3万人を超える

YOMIURI ONLINEによりますと、昨年1年間の全国の自殺者は一昨年より2.9%多い3万3093人で、1978年に統計を始めてから、過去最悪だった2003年に次ぎ、2番目に多かったことが警察庁のまとめでわかったそうな。自殺者が3万人を上回ったのは10年連続。このうち60歳以上と30歳代の自殺者は過去最多だったそうな。

以前にもここで自殺の事を取り上げたことがありましたが、やはり自殺者が10年連続で3万人を超える国というのは病んでますね。凶悪事件や猟奇的な事件が増えるのも困りますが、毎日85人くらいの人が自ら命をたっているのも異常ですね。でも、自ら命をたつというのも自分の判断なので、正直なところ自殺したい人に「やめれ」とは言えませんが、家族をはじめとする周りの人の事を考えると実際には「自殺するのも一つの自由」と軽々しくは言えません。

自殺の動機は以下のようになっています。(動機を特定できたもののみ)

〈1〉病気の悩みなどの「健康」1万4684人

〈2〉借金などの「経済」7318人

〈3〉家族の不和など「家庭」3751人

〈4〉職場が原因の「勤務」2207人

〈5〉「男女問題」949人

〈6〉「学校」338人

病気を苦にした自殺が一番多いのですね。これはある程度予想できましたが、2番目の経済的問題の約2倍というのは驚きですね。「男女問題」で949人も亡くなっているが意外に感じました。なかには心中などもあるのでしょうか?不謹慎ですが少し気になります。

さて自殺についてYOMIURI ONLINEにもう一つ気になる記事がありました。それは「硫化水素自殺、今年5月末で489件517人」という記事です。去年1年間の硫化水素による自殺は27件、死亡者は29人だったそうです。

去年と今年も含めた年代別の内訳は以下のとおりです。

19歳以下 55人

29歳代  247人

30歳代  148人

40歳代   71人

50歳以上で硫化水素による自殺者はいないと言うことですね。これも一種のデジタルデバイドなのでしょうか?警察庁はガスの発生方法を説明するインターネット上のサイトや掲示板を「有害情報」に指定し、発見し次第、インターネットのプロバイダー各社に削除要請をするよう通達するなど、さらに防止策に力を入れるそうです。硫化水素による自殺は関係のない人にも二次被害が出る危険があるのがいけませんね。