ぶら~りネット探訪

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宮崎勤死刑囚に死刑執行

YOMIURI ONLINEによりますと、法務省は17日、1988~89年に幼女4人が殺害された連続幼女誘拐殺人事件で誘拐、殺人などの罪に問われ、死刑が確定した宮崎勤死刑囚(45)ら3人の刑を、東京、大阪両拘置所で執行したと発表したそうな。 秋葉原で無差別殺人が起こったり、オタッキングの岡田斗司夫が「オタクはすでに死んでいる」という本を書いた年に宮崎駿じゃなくて宮崎勤の死刑が執行されるとはタイミングがよすぎますね。鳩山法相は狙ったのでしょうか。何年か後に2008年という年はオタク文化の転換点と言われるよな気がします。 YOMIURI ONLINEには宮崎勤関連の記事がもう一つあり、そこでは宮崎勤の最近の様子も触れられています。月刊誌「創」篠田博之編集長は「先月まで毎月2回、手紙が届いていた。何を食べたとか近況が事細かに書いてあり、本人も執行はまだまだ先だと感じていたと思う」と語っています。非常に吞気な伝わってきます。最高裁判決の後、「何かの間違い。そのうち無罪になる」と語っていたそうで、遺族への謝罪や反省の言葉を口にすることはなかったそうです。逮捕から約20年、最高裁の死刑判決から約8年、これだけの時間がたっても謝罪や反省の言葉がないというのは予想していましたが、酷いですね。おまけに、「現行の執行方法だと、死刑確定囚の人は、刑執行時は恐怖とたたかわねばならず、反省のことなど考えなくなる。アメリカで行われている薬物使用執行をしなければいけない」と主張していたそうだ。4人の命を残虐なかたちで奪っておいて自分だけ楽に死にたいと言うのは虫がよすぎますね。この主張を読むと単純に基地外とも思えませんね。 確かに税金でこんな人間に何年もタダ飯を食わしておくのは悔しいし、もったいない。でも、こんな人間を少しでも改心させることができない司法制度や死刑制度とはなんなんでしょうか?刑事訴訟法第475条では死刑確定後、6ヶ月以内に執行することが定められているそうですが、ほとんど6ヶ月以内に執行されることはなく、宅間守でも執行まで1年かかったそうです。私は執行が早いか遅いかではなく、反省や謝罪の気持ちを持った上で刑を執行してもらいたいと思います。