ぶら~りネット探訪

音楽、競馬、映画などについて非常にテキトーにダラダラと綴っていくブログでございますですよ。

橋下知事、大阪43市町村長の反発に涙

YOMIURI ONLINEによりますと、大阪府橋下徹知事直轄の改革プロジェクトチーム(PT)がまとめた市町村への補助金削減案を巡り、橋下知事と府内43市町村長らとの意見交換会が17日、大阪市中央区の府庁別館で開かれた。各首長は「弱者切り捨て」「オフサイドとも言えるルール違反」「府庁内部の改革が先決」とそろって補助金削減に反対する姿勢を示した。橋下知事は〈四面楚歌(しめんそか)〉の様相に険しい表情を崩さず、最後は「今までと同じやり方では何も変わらない」と涙をぬぐいながら改革への理解を求めたそうな。 いくら四面楚歌の状態でも泣いちゃだめですよね。テレビのニュースでこのシーンをちらっと見たのですが、声が裏返ってはっきりと泣いているのが分かりました。この記事の写真でも頬に涙がつたっているのが分かりますね。 4月11日の記事では改革プロジェクトチームがまとめた総額1100億円の収支改善を図る財政再建プログラム試案がありました。私学の助成金の削減も問題ですが▽高齢者、障害者、乳幼児らが一定額を負担すれば診療を受けられる医療費助成で、診療費の1割の自己負担を求める▽救命救急センターへの運営負担補助金の2億4500万円削減▽警察官の520人削減というのはかなりやりすぎという気がします。 高齢者の治療費の1割負担増というのは後期高齢者医療制度が問題になっている昨今なのに、さらに追い打ちをかけるような感じてすね。ちょっと前に救急車のタライ回しが問題になっていのに救命救急センターへの運営負担補助金の2億4500万円削減というのも、とりあえず減らしやすそうな所から減らそうとしているようですね。 財政再建団体にならないための財政の再建策はもちろん必要です。単純に橋下の知事の案に反対しているだけでは本当に大阪府財政再建団体に転落してしまいます。実は大阪府だけではなく、大阪のなかの市にも財政に問題を抱えているところが少なくありません。2005年の全国の財政難の市ワースト23に大阪の市が実に11も入っていたりします。ほとんどのところが「施設職員数が多く、人件費比率が高い」となっています。