辛酸なめ子の「おでかけセレビッチ (ヨコモレ通信 (2)」を読んでみました。
この本は2007年の1月に出版された本で、主に2005年3月から2006年11月にかけての
週刊文春でのコラムをまとめた内容になっています。
表紙では
辛酸なめ子自身が金髪のカツラと大き目サングラスでセレブなビッチのコスプレをしています。Part1の扉の茶摘み体験の写真との落差がたまりませんね。セレビッチなコスプレよりも茶摘み娘の格好の方がしっくりきているような気がします。
相変わらず「おでかけ」のタイトルどおり色々な話題の現場やあまり話題になっていない現場に
辛酸なめ子は出没しているのですが、2005年3月から2006年11月という期間が今読むといい具合に発酵している感じがします。
2007年6月に爆発事故を起こした松濤温泉
シエスパには2006年に訪れているようなのですが、9階の露天風呂に続く階段を「天国への階段」と呼んでいるのが今となっては妙な感じがします。
同じく2006年に
早稲田実業の文化祭にも出かけています。
ハンカチ王子フィーバーのころですね。最近は
ハンカチ王子の話題は聞きませんね。
アイドルのイベントにもよく出没しているのですが、ジャニーズにしても
ハロプロにしてもファンの扱いは非常に悪いと言うのがアイドルのイベントの共通点みたいですね。
ハロプロ関係もここ2~3年で人気がいっきに落ちてしまいましたね。
交通博物館の閉館の日のページは感慨深いものがありました。2階の船舶関係、3階の航空関係の展示にもふれられていますが、2~3階の展示はかなり手を抜いていたといか新しい展示物があまりなかったりレイアウトの変更も何10年もなかったような思い出があります。
交通博物館の閉館と対照的なのは2005年の
iTunes Music Storeのオープニングイベントですね。でも
スティーブ・ジョブズを「カリスマCEO」とか「元ヒッピーのイケメン」というのはどうなんでしょうか?
アップルストアのスタッフが常に福の神のような笑顔を浮かべているというのもどうかと思います。私も
iPodも
Macも使っています。別にアップルが嫌いというわけではないのですがなんだか
アップルストアの男性のスタッフはゲイみたいな感じがするのは私だけでしょうか。