ぶら~りネット探訪

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近田春夫&ハルヲフォンの「電撃的東京」を聞く

近田春夫&ハルヲフォンの「電撃的東京」を聞いてみました。 このアルバムは1978年に発売されたもので、オリジナル盤では「恋のT.P.O」以外はすべてカバーだったのですがCDの再発では「ロキシーの夜 」と「闇にジャックナイフ 」がボーナストラックとして追加されたそうです。 最近では歌い手の人がカバーアルバムを作ることは流行りのようになっていて徳永英明から森山良子まで色々な人がこの手の企画をやっていたりします。 近田春夫&ハルヲフォンの「電撃的東京」というアルバムはバンドでカバーアルバムという形になっています。30年前のアルバムですが他にはあまりこういった企画は聞きませんね。 このアルバムで取り上げられている曲はすべて歌謡曲なのですが、アレンジは完全にロックで、ギターが前面に出ている曲が多く、リフがパンクぽいのは1978年だからなのでしょう。しかしパンクぽいアレンジでも全体の演奏が非常に高いのと原曲はあくまでも歌謡曲なので不思議なミクスチャー感があります。なんとなくスネークマンショーの「STOP THE NEW-WAVE」みたいな感じがします。 私がこのアルバムの中で原曲を知っていたのはフォーリーブス「ブルドック」とピーターの「人間狩り」をだけだったのですが、予備知識はなくても充分楽しめました。「真夜中のエンジェル・ベイビー」(平山三紀)、「きりきり舞い」(山本リンダ)が特にいいですね。 オリジナルの「恋のT.P.O」は前半がスローなテンポでムーディーな感じで後半がアップテンポのコミカルな感じな構成でクレージーキャッツの「ハイそれまでョ」みたいな感じになってます。 このCDで驚いたのはライナーノーツを渋谷陽一が書いていること です。渋谷陽一が日本人のアーティストのライナーノーツを書いているのは初めて見ました。内容はどうも1978年当時のものをそのまま使っているような内容でした。 電撃的東京
電撃的東京