ぶら~りネット探訪

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ファンカデリックの「Let's Take It to the Stage」を聞く

ファンカデリックの「Let's Take It to the Stage」を聞いてみました。 私は初期から中期にかけてのファンカデリックに関しては飛び飛びでしか聞いていませんでした。「Let's Take It to the Stage」は今回初めて聞きました。タイトル曲の「Let's Take It to the Stage」はライブ盤では聞いたことがあります。 初期のハードでドロドロとしたサウンドは影を潜めているというレビューをあちこちで読みましたが、このアルバムよりも前に発表された「Cosmic Slop」や「Standing on the Verge of Getting It On」よりもドロドロしているような気がします。 特に「Get Off Your Ass And Jam 」はいいですね。イントロのギターの音なんでしょうか、サイレンのよう感じで、こんな音を聞いたらとても平常心ではいられません。歌詞は「Shit,Goddam,Get Off Your Ass And Jam」というフレーズのみでギターはソロを弾き続けているのはいいですね。リビング・カラーが出てきたときに「ブラックロックが云々」と言われてましたが、この曲を聞くと「ブラックロック」はもっと前からあったことがわかります。(まぁ、ファンカデリックの元ネタはジミヘンでもあるわけですが) 一曲目の「Good To Your Earhole 」もいいですね。ギターはそんなにハードではないのですが、分厚いコーラスとクラビネットの刻むリズムとギターが溶け合って作り出されるうねるようなグルーヴが気持ちいいですね。 タイトル曲の 「Let's Take It to the Stage」は典型的なファンクのギターのカッティング特徴的な曲で、私はこの曲はしばらくパーラメントの曲と勘違いしてました。シンセサイザーの絡み方もパーラメントのような感じです。この曲はパーラメントのアルバム入っていてもおかしくない気がします。 「Atmosphere」はほとんどオルガンのみで演奏されている曲でドラムも入っていません。そんな曲が延々と7分も続きます。「Atmosphere」は日本語に訳すと「雰囲気」あるいは「空気」となるようです。サイケデリックと言うかちよっとプログレみたいな感じもする不思議な曲です。 Let's Take It to the Stage
Let's Take It to the Stage