ぶら~りネット探訪

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「社会派くんがゆく 復活編」を読んだ

唐沢俊一村崎百郎の対談集「社会派くんがゆく 復活編」を読んでみました。 あいかわらず2007年に起きた事件、事故、政治、経済について唐沢俊一村崎百郎が鬼畜な発言を繰り返しています。表紙の古屋兎丸のイラストもあいかわらずいいですね。 今回の「復活編」で一番面白かったのは唐沢俊一の周りで事件が相次いで起きて最後には唐沢俊一が「新・UFO入門」で盗作騒ぎを起こすところですね。村崎百郎が他の事件の容疑者と同様に容赦なく唐沢俊一を叩いているのが非常に爽やかさを感じます。そう言えば唐沢俊一は去年あたりからTBSの「ピンポン!」にコメンティターとして出演してたりしますね。 参議院選挙のところでネット世論みたいなものを二人ともちよっと信じていたようなところがあって、そこはちよっと恥ずかしいですね。村崎百郎は2ちゃんあたりで人気だった維新政党・新風が比例で議席を獲得することを密かに期待していたみたいです。「ネット世論=一般的な世論」と言う感じではないところが難しくかったり、面白かったりするところだったりするのではないでしょうか。 「社会派くんがゆく」を本という形で読む面白さは2007年のニュースをまとめて読めるという点もあるのですが、一般的なニュースから漏れてしまったり見逃してしまっていたニュースをしるこができるのが嬉しいところですね。漫画家の倉田真由美が所得隠しをしていたというニュースはこの本を読むまで知りませんでした。去年の事件ではないのですが、朝青龍騒動のところで唐沢俊一が語っている包茎手術に失敗して鬱になって人を殺した相撲取り上がりのプロレスラーの話が興味深いですね。 この本を読んでいるときに荒川沖の事件や岡山の駅のホームでの事件があったりして、相変わらず猟奇的な事件は今年も起こっています。唐沢俊一のあとがきではそんな状況もあらかじめ予想されています。唐沢俊一の言うとおり戦争や貧困あるいは天変地異みたいなものが日本に起こらない限り、猟奇的な事件は続いていくんじゃないでしょうか。 社会派くんがゆく 復活編
社会派くんがゆく 復活編