ぶら~りネット探訪

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「攻殻機動隊S.A.C.ささやかな反乱」を見る

攻殻機動隊S.A.C.の2巻のDVDを改めて見てみました。 「ささやかな反乱」は旧式のアンドロイドが突然一斉に自殺(自壊)した事件を追う話です。SFではありがちな話で、正直、話自体はそれほど面白くありません。その代りと言ってはなんですが、この話の犯人のマクラクランの車とかバトーの私物の車とかが凝ってたり、アンドロイドのジェリのセリフと最後にトグサの奥さんが見てる映画が微妙にリンクしているところが見どころではないかと思います。トグサの奥さんが見てる映画は実際に存在する映画らしいですね。フランス映画みたいですね。 アンドロイドが実際に作られるようになったら、やっぱりこの話のマクラクランみたいに自分のお気に入りの映画のセリフを覚えさせる輩は必ずあらわれるのでしょう。東洋人の寿司職人のアンドロイドが作られたら「二つで充分ですよ、分かってくださいよ」と最初に言わせたいですな。まぁ、アンドロイドが実際に作られるようになって一般家庭に普及させるとしたら用途はもちろんアレですね。戸川純の「バーバラ・セクサロイド」という歌を思い出しました。「製作意図はアレだけよ」というやつです。この話の中でもジェリの用途について少佐が色々と文句を言っているのが笑えます。 アンドロイド絡み話としては「イノセンス」やその元になった原作の話と共通していますが、こちらの話は全体的にサラッとしていて、それでいてちょっと感傷的な味わいもあります。 ちなみにマクラクランの声は松田洋治なんですよね。松田洋治と言えば私はテレビ版の「家族ゲーム」を思い出します。映画版は宮川一朗太でした。なんだか映画版の「家族ゲーム」が見たくなってきました。 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 02 [DVD]
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