ぶら~りネット探訪

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「ブレードランナー」DVD-BOX発売へ

CDジャーナルによりますと、その卓越した近未来描写でカルト的人気を得た映画「ブレードランナー」が、今年で製作25周年を迎えたことを記念し、“アルティメット・コレクターズ・エディション”と題したパッケージとしてリリースされるそうな。
DVDには、リドリー・スコット監督自らが再編集した2007年度版の本編「ブレードランナー ファイナル・カット」のほか、現存する5ヴァージョンの本編すべてを収録。劇場公開前のリサーチ試写で使用されたオリジナル本編ワークプリント版(1982年/初ソフト化)、米国劇場公開版「ブレードランナー」(1982年/初DVD化)、「ブレードランナー 完全版」(1982/初DVD化)、初リマスター版「ディレクターズカット/ブレードランナー 最終版」(1992年)が収められます。また、フィリップ・K・ディックのインタビュー音声、ポストプロダクション映像などの特典も収録される予定です。
私はDVDの「最終版」しか見たことがないので、ワークプリント版や米国劇場公開版が見てみたいです。まぁ、内容はネット上の情報でどんなものかは薄っすらとは知っているのですが、やはり見てみたいですね。ワークプリントを見ると「2つで十分ですよむの謎が解けるそうだ。 “カルト映画”と言われたり“SF映画の金字塔”と紹介されたりしてますが、どちらかと言うとやはり“カルト映画”と言った方いい気がします。「スターウォーズ」みたいな誰もが知っているSF映画ではないですからね。しかし、その後のSF映画の方向性を確実に変えたり、未だに影響力をもっていたりします。分かりやすいところではシド・ミードはなぜか∀ガンダムをデザインしたりしてます。 「スターウォーズ」にも「ブレードランナー」にも出ているハリソン・フォードは確かにそれだけで凄いけど、「ブレードランナー」ではレプリカントの親玉を演じるルトガー・ハウアー の方が存在感もあるし、かっこいいですね。この映画に出てくるキャラはみんなキャラの立ち方が独特ですね。そば屋の親父も折り紙を折る刑事も一癖も二癖もあります。タイレル博士が国民新党綿貫民輔代表に似ていると思うのは私だけでしょうか。 押井守も「ブレードランナー」の呪縛に囚われていましたね。「攻殻機動隊」は原作の漫画ではそれほど強い「ブレードランナー」の影響を感じさせないのですが映画の「GHOST IN THE SHELL 」も「イノセンス」は「ブレードランナー」の影響を強く受けてますね。そして「GHOST IN THE SHELL」からインスパイアされて作られたのが「マトリクス」だったりするわけです。結局、振り出しに戻ると言う感じてすかね。 ディレクターズカット ブレードランナー 最終版
ディレクターズカット ブレードランナー 最終版