ぶら~りネット探訪

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戸川純の「昭和享年」を聞く

戸川純の「昭和享年」を聞いてみました。 特に「昭和」という時代を懐かしんでみたいと思ったわけではありませんが、なんとなく聞いてみました。 このアルバムのサブタイトルは「戸川純芸能生活十周年記念」となっています。最近、ほとんど戸川純の話はきかないのですが、どうしているんでしょうか? このアルバムの収録曲は「星の流れに」、「東京の花売娘」、「アカシアの雨がやむとき」、「ヴァージンブルース」、「リボンの騎士」、「夜が明けて」の6曲になっています。この6曲で昭和という語りつくすのはちょと難しいとは思いますが、なかなか渋い選曲ですね。 「夜が明けて」という曲は初めて聞いてのですが、作曲が筒美京平で作詞がなかにし礼でオリジナルは坂本スミ子が歌っていた曲だそうです。筒美京平なかにし礼という昭和40年代~50年代のある意味歌謡曲の王道路線ですね。 「アカシアの雨がやむとき」というと最近では、安保闘争や学園紛争などのニュース映像のバックで必ずといっていいほど流れている印象があるのですが、このアルバムのでもSEでそういった音が入っています。 CDのブックレットの各曲の歌詞の隣のページにその曲のイメージでコスプレをしている戸川純の写真があるのですが、どれもとてもいい感じに写っています。私は「アカシアの雨がやむとき」のサイケな格好しているのと、「ヴァージンブルース」のセーラー服の野暮ったい感じの写真が特に好きですね。ちなみにジャケットの写真は「リボンの騎士」のコスプレです。 前半の3曲を上野耕路、後半の3曲を平沢進がプロデュースしています。上野耕路戸川純と「ゲルニカ」もやっていましたね。最近ではキグルミの「たらこ・たらこ・たらこ」の作曲をやっていたそうな。 昭和享年 - 戸川純, 戸川純
昭和享年 - 戸川純, 戸川純