ぶら~りネット探訪

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ELOの「バランス・オブ・パワー 」を聞く

ELOの「バランス・オブ・パワー」を聞いてみました。 このアルバムは1986年に発売されたELOの11枚目?(「ザナドゥ」を入れると12枚目)のオリジナルになります。私はこのアルバムが発売されたときのことはリアルタイムで覚えていますが、前作の「シークレット・メッセージ」の出来が良くなかったのでELOはもう終わったと思い、アルバムは聞いていませんでした。TBSテレビの「ポッパーズMTV」でピーター・バラカンがこのアルバムからのシングルカットの「Calling America」をかけるときに「長距離電話会社のCMかと思いました」とイヤミを言ってたのを覚えています。 初めて「バランス・オブ・パワー」を聞いてみたですが、これが以外にまとも、と言うかけっこういいアルバムなのではないかと思いました。確かに全体を通したイメージは地味な感じなのですが、「ディスカバリー」や「タイム」にあった派手ささというか甘い部分がいい意味で抑えた感じに変わっているところがいいですね。 トータルアルバムではなく、エピローグもプロローグもないアルバムはELOのアルバムでは珍しい方なのですが、それがかえっていい方向になっていると私は思います。1曲の長さも短めになっていて、全体的なコンパクトにまとまっている感じがします。ELOのアルバムには必ず1曲は古典的なR&Rの曲が入っていたのですが、このアルバムにはそういった曲が入っていないところが少しさみしいですね。 最初のシングルカットは「Calling America」だったのですが、私は1曲目の「Heaven Only Knows」でも良かった気がします。そう言えばこのアルバムのジャケットはELOのアルバムとしては非常にあっさりしたものになってますね。それまではかなり凝ったアルバムジャケットが多かったのですが、制作費の問題とかがあったのでしょうか?私としてはこれが事実上のELOのラストアルバムだと勝手に思っています。 Balance of Power
Balance of Power