ぶら~りネット探訪

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情報提供会社で買ったパチスロ必勝法で勝てず、情報提供会社に支払い命令

asahi.comによりますと、「確実に勝てる攻略情報を提供する」と説明され、多額の会員登録料などを支払ったのに、パチスロで勝てなかったとして、名古屋市内の男性が、攻略情報を販売する「日本シークレット情報サービス」(横浜市)に登録料など約570万円の支払いを求めた訴訟で、名古屋地裁は29日、同社に約540万円の支払いを命じたそうな。また、安田大二郎裁判官は「攻略情報は全く虚偽だったと推認できる」と指摘したそうな。

なんともバカバカしいニュースですね。パチスロの攻略情報に570万も使うというところが凄いですね。5万や10万であきらめればいいのに、「会員のグレードを上げれば、簡単で確実に当たる攻略情報を教える」という情報会社の口車に乗って、VIPからシルバー、プラチナへと会員のランクを上げっていったというのがまた笑えます。まさに「カモネギ」ですな。どこから570万も用意したかといえば、サラ金からも借りて用意したというのが、またなんとも典型的な転落パターンですね。

しかし、このカモネギ君はなぜか570万(パチスロの種銭もあわせるといくら?)も情報会社につぎ込んでパチスロで勝てなかったことでやっと情報会社の「情報」がデタラメなのではないかと思い、情報会社を訴える。この辺ががただの「カモネギ」ではなかったわけで、しかも裁判には勝ってしまうという、妙な強運ぶりを発揮してしまったところが素敵ですね。

競馬の情報会社などもほとんどこんな感じでデタラメな情報で商売をしているという話をよく聞きまずが、今回の裁判で安田裁判官は「攻略情報に従えば確実に利益を上げることができるとの断定的判断を提供し、男性はそれを真実と誤認した」と認定し、さらに「攻略情報が虚偽と知っていたと推認できる」「組織的に欺瞞(ぎまん)的商法を行う場合の典型的手口」と指摘。同社の不法行為も認定したとなっていますが、これが判例として残った場合、こういったギャンブルに関する怪しい情報会社の行為は訴えた場合不法行為も認定されのでしょうか?しかし、今回支払い命令が下った会社の名前は「日本シークレット情報サービス」だそうです。