NHK総合で放送されていた「SAMURAI 7」最終回を見ました。
「SAMURAI 7」は黒澤明の「七人の侍」をもとにGONZOが製作したアニメです。2004年にスカパーで放送され、DVDもされていますが、4月からNHK総合でも放送されていました。
私は黒澤明の「七人の侍」は見たことがありません。「SAMURAI 7」はDVDを友人が持っていたので、借りて見ていました。NHKでの放送は飛び飛びではありますが7割くらいは見たと思います。
「七人の侍」という時代劇をSFぽくアレンジし、「無国籍」というか、日本なのか地球なのかもよくわからない設定にしてしまったのは、なかなかのアイディアだったと思います。「野武士」が「野伏せり」というガンダムみたなロボットになって、それを生身の侍が刀で倒すというのはちよっと無理がある気もしました。後半の都との対決もとって付けたような感じもしました。
正直、ツッコミどころは色々あるのですが、絵はかなりお金がかかっているようで地上波でやっているアニメとは比べモノにならないくらいキレいです。音も5.1chで作られていて、NHKでの放送も5.1chで放送していたのですが、私は5.1chのサウンドシステムを持っていないので、音に関してはどんな感じだったかはわかりません。主題歌はスカパーやDVDとNHKでは違うものだったのですが、どちらもちよっと安い感じでした。
余談ですがキクチヨの声をやっていたコング桑田はNHKの朝の連ドラ「風のハルカ」に出ていたのを見たことがあるのですが、キクチヨの声のイメージとコング桑田の実際のイメージにそれほど違いがなかったのには驚きました。