ぶら~りネット探訪

音楽、競馬、映画などについて非常にテキトーにダラダラと綴っていくブログでございますですよ。

パーラメントの「Osmium」を聴く

パーラメントのファーストアルバム「Osmium」を聴いてみました。 

「Osmium」は1970年に発表されたアルバムで、最初に聴いたときはパーラメントというよりもファンカデリックの間違いではないのかと思いました。全体的にファンクというよりはロックな感じの音作りになっています。「やれること、やりたいことを全部やってみました」と言う感じで、1つのコンセプトのもとで作られたようではないのですが、かえってそれが後の可能性の拡大に繋がっているのではないかと思います。私は意外とこのアルバムが好きです。

1曲目の「I Call My Baby Pussycat」は後のP-FUNKのアルバム、ライブでも、ギターリフや歌詞が流用されている曲です。このオリジナルがやはり一番私は好きです。

5曲目の「Oh Lord, Why Lord/Prayer」はほとんどパッヘルベルの「カノン」のパクリです。余談ですが戸川純は「カノン」に歌詞をつけて「虫の女」として歌っていましたね。

6曲目の「My Automobile」はN,W,A,「Niggaz 4life」で替え歌で「Automobile」として歌っていました。N,W,A,をはじめとするギャグスタ・ラップはP-FUNKをサンプリングしていますが、替え歌というのは捻りが利いています。

7曲目の「Funky Woman」は「Oh Pretty Woman」と「You Really Got Me」を足して2で割ったような曲です。どちらかに似ているようで似ていな、妙なオリジナリティのある曲です。

まとまりのないアルバムと書きましたが、このアルバムを通して言えることはギターがとてもかっこいいアルバムです。

オズミウム(紙ジャケット仕様)